東峰村の動きがとても大事なところに来ていると感じています。テレビの最大の強みは映像によって全体を眺望させてくれるところです。仮想の全体ではありますが関わっている人々の動きを映像で集めると少なくとも関わっている人々がどのように関係しているかがみえます。ただしさらに深く見えるかどうかは付き合いの深さに比例します。
マスコミが取材するというのはあくまで取材ですから付き合っているわけではありません。住民ディレクターは付き合いが基本でそこから暮らしに役立つであろう情報を引き出していきます。その人が考えていることや本音の気持ちが伝わってないと動きは読めません。決して「読む」ためにやるのではありませんが村を活性化するためには皆さんが何をしたいのか、をしっかりと掴んでないと先を創っていけません。
一部の人が動いていた時代から多くの人が同時に動く時代を迎えると全体を見てない人には少々混乱が起きます。見えないことが不安になるからです。テレビで情報を共有しながら地域づくりをすすめる東峰村のこのモデルは実はとても優れたものです。だからこそ粛々と淡々とすすめること大切です。
@写真は一昨日の東峰村