見出し画像

岸本晃の住民プロデューサーNEWS

水害特集番組は住民自治のプロセスに(兵庫・佐用町)

水害からの復興をテーマにした佐用町の番組制作はついに昨日から佳境に入りました。今この時間にはきっと完成しているはずです。わたしはこの特集の番組プロデューサーとして16日から佐用町に入り今日までの1週間滞在しました。途中奈良に出かけたりはしましたがほぼ1週間佐用町にて暮らしました。何度も書いているのですがマスコミではすでに新聞、テレビではじまっている年末の10大ニュースがあります。その中には特に関西なら佐用町の夏の台風による水害は必ず入っているとおもいます。今回の佐用町のケーブルテレビでの特集はマスコミのものとは全く違うといっていいほど佐用町民の視点から佐用町民の未来のために放送するといっても過言ではないでしょう。

実はわたしはこの年末特集の提案者でもあったので予測できる限りの難題、課題を解決するためのサポートに徹して来ました。一昨日の夜が山場でした。昨夜が二つ目の大きな山でした。これは杉並に続いて八百万人紀行(やおよろず・ひときこう/下記リンク)の特集にしなければ到底伝えきれません。背景や見えにくい人びとの動き、杉並と同じく一体佐用町で何が起こっているのか?お伝えできないことも多々ありますが、要の動きや難題課題を乗り越えて完成に至ったプロセスは何らかの表現をしていかないといけないと強く感じています。

地方自治や住民自治、民・官恊働などの具体的な姿が垣間みられる動きであったのです。住民と行政のいい意味での切磋琢磨と協力が番組制作のプロセスで確実に成果を上げていきました。水害の爪痕はまだ4ヶ月しかたっていない町ではまだまだ多くの方々の心の奥深くに悲しみ、苦しみ、痛みとなって残っています。その中で住民スタッフと行政担当の現場は何を伝える番組にするのか?プロではない皆さんには時間も十分はありません。そういう状況で素晴らしい話し合い、議論を経てどうにか佐用町民のための番組ができつつありました。

わたしは昼に一応予測できる課題は全て解決したとの判断で町を出ました。写真に映っているのは佐用町役場内にある放送室兼編集室兼スタッフ室です。右側にいるのが今回の番組のまとめの責任者原井さんです。通常でいけばチーフディレクターです。ケーブルテレビの担当ではありますが統計等他の仕事を抱えての番組制作なのでどうしても夕方になってやっと編集パソコンに迎えるという毎日です。昨日も集落の手作りハザードマッップの番組化という相談を受けての打ち合わせが続きました。わたしも一緒に考えましたがこの一つをとっても佐用町の現在の番組づくりの動きは素晴らしいです。住民や役場職員が自主的に動いています。

水害の影響で過労が続いた中の番組制作は痛ましいほどに苦労が多かったのですが何とか完成しました。いや昼に出てまだ報告はうけていません。が、きっと完成しているはずです。何かあっても25日から町の佐用チャンネンルで放送されるのです。佐用の皆様本当にご苦労様でした。

★八百万人紀行 http://www.yaoyorozu-hito.jp/

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事