実はわたしはこの年末特集の提案者でもあったので予測できる限りの難題、課題を解決するためのサポートに徹して来ました。一昨日の夜が山場でした。昨夜が二つ目の大きな山でした。これは杉並に続いて八百万人紀行(やおよろず・ひときこう/下記リンク)の特集にしなければ到底伝えきれません。背景や見えにくい人びとの動き、杉並と同じく一体佐用町で何が起こっているのか?お伝えできないことも多々ありますが、要の動きや難題課題を乗り越えて完成に至ったプロセスは何らかの表現をしていかないといけないと強く感じています。
地方自治や住民自治、民・官恊働などの具体的な姿が垣間みられる動きであったのです。住民と行政のいい意味での切磋琢磨と協力が番組制作のプロセスで確実に成果を上げていきました。水害の爪痕はまだ4ヶ月しかたっていない町ではまだまだ多くの方々の心の奥深くに悲しみ、苦しみ、痛みとなって残っています。その中で住民スタッフと行政担当の現場は何を伝える番組にするのか?プロではない皆さんには時間も十分はありません。そういう状況で素晴らしい話し合い、議論を経てどうにか佐用町民のための番組ができつつありました。
わたしは昼に一応予測できる課題は全て解決したとの判断で町を出ました。写真に映っているのは佐用町役場内にある放送室兼編集室兼スタッフ室です。右側にいるのが今回の番組のまとめの責任者原井さんです。通常でいけばチーフディレクターです。ケーブルテレビの担当ではありますが統計等他の仕事を抱えての番組制作なのでどうしても夕方になってやっと編集パソコンに迎えるという毎日です。昨日も集落の手作りハザードマッップの番組化という相談を受けての打ち合わせが続きました。わたしも一緒に考えましたがこの一つをとっても佐用町の現在の番組づくりの動きは素晴らしいです。住民や役場職員が自主的に動いています。
水害の影響で過労が続いた中の番組制作は痛ましいほどに苦労が多かったのですが何とか完成しました。いや昼に出てまだ報告はうけていません。が、きっと完成しているはずです。何かあっても25日から町の佐用チャンネンルで放送されるのです。佐用の皆様本当にご苦労様でした。
★八百万人紀行 http://www.yaoyorozu-hito.jp/
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