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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

佐用町の大自然に輝くツリー、キリストさんも・・・。

先日雪の中、佐用町の山を見て回ったとき、出会ったクリスマスツリーです。それこそ山ほどの風倒木に圧倒されていた時に見つけたのでホッとしました。自然は怖いものではありますが粋な計らいにも出会います。雪はこのあと本格的に降り出しましたがきょうはどんな姿になっているのでしょう。わざわざ仕事を休んで一日お付き合いくださった地元の岡本さんの人柄も温かく何とか前向きに復興の道を探ろうとされている気持ちはひしひしと伝わりました。

大変な現状を見せていただきましたが考えてみれば平成2年の頃。阿蘇の小国町というところですでに台風による風倒木に出会い解決策をテレビ番組の中で一緒に考え実践するという地域活性化応援番組をしていた頃のことが浮かびました。あの頃は、まだまだ自分自身がテレビへの比重が大きく本当に地域の生活を自分のこととして考えるということは出来てなかったです。当時の小国町の宮崎町長から夜なべ談義の席で「まちづくりは遊びではない」と辛辣に言われたことが鮮明に残っています。振り返ってみればあの頃から少なくともずっと地域の課題を解決するための動きを求め、実践し続け仕事として取り組んできました。

鹿や猪の問題もそうです。平成3年に宮崎県との県境にある水上村の「猟師で森林組合の植樹班の親方で民宿のオーナー」という複合経営者小川龍一さんは「もうすぐ日本は鹿の惑星になるぞ」と訴えていました。佐用町の山奥で鹿被害から守るネット(網です。インターネットではありませんよ)に囲まれて人が住んでいる姿を見ましたが、ネットの中で住んでいる生活がすでに20年近く前から水上村ではあったのです。佐用町の今は「水上村」です。

クリスマスツリーからとうとう九州山地の裾野の村へ跳んでいきましたがやはり住民ディレクターが目指すのは「日々の生活の充実」です。イエス・キリストももともとは大工さんで大いに酒を飲み語り、郷に入れば郷に従う人だったようですからある種の地域活性化の大先輩だったとも言えるかもしれません。クリスチャンの皆さんにはとんでもない!?と言われるかもしれませんがそんなキリストさんの逞しくもやさしい眼差しが佐用のクリスマスツリーから感じられるのも不思議な出会いです。

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