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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

やっぱり衛星放送「南の國から」2番組収録へ(京都・綾部市)

 京都・綾部市の衛星放送番組制作実戦講座の内容がかなり練られてきた。杉並、東峰村に続き今回も盛り上がった結果、2番組の収録になりそうだ。写真は実戦講座をやっている会場近くのカフェだがいよいよここをスタジオに2月17日に15分番組を2本収録をする。住民ディレクター講座では通常ある程度やっていくとスタジオ収録手法をお伝えしてきたが、この実戦講座では時間をかけた編集映像も入るので、本格的なテレビ番組的番組になる。前回も書いたが山間部の地域で高齢者が立ち上がって整備を始めた山道の話だが、里山を訪れる都会人の癒しの場として散策道にもなる。猪や鹿の被害に対策を打つための生活道にもなるので興味深い。このあたり佐用町にもつながりそう。

 さらにこのテーマをリポートする人がテレビ局の住民カメラマンをやっている人で、今回、企画から取材、編集、リポートとすべてを自らの責任でやる経験をされた。70代の高齢者だ。また、この人のおかげで元々の住民ディレクターほぼ全員が地域といろんなカタチで関わる結果となり、自然と地域作りに参画していくプロセスが同時進行して伝えられそうだ。15分番組が地域の課題とその地域課題に積極的に関わる住民ディレクター活動を伝えるメイキングドキュメンタリーのような感じになってきた。

 その上に別のテーマで同じく地域課題を伝える団塊世代の方が編集までマスターしてしまい、とうとう2つ目の番組も同じ日に地域のご婦人方をゲストに迎え、収録することになった。天橋立がある宮津市から何度も参加された方々にもコーナーを担当していただこうということになり、トータルで京都北部番組にもなりそうだ。なお、2月16日は最終の編集、打ち合わせ、17日は最終取材、編集、午後から収録となり「今は昔」山江村や人吉でやっていた交流大学の合宿のような動きになってきた。今回の地域は「里山ねっと」という綾部市西部の交流拠点に近い地域の課題でもあるので、うまく活用すれば新しいツーリズムの姿が見えてくるかもしれない。
 
 と、いうわけで参加者はハードだったとは思うが20代のピカピカの女性もメンバーに加わりカメラウーマンをするなど、毎回楽しい雰囲気ですすんだのでその空気がうまく表現されると思う。楽しみな「南の國から@綾部編(1)(2)」だ。

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