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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

カタチだけの人、心の人、時間の使い方

今年初めて熊本の地を踏んだ。地元の団体の講演会に呼んでいただいた。最近よく感じることだが、カタチだけを求めている人と心に響く人が必ずいて繋がる関係かどうかが益々はっきりしてきた。あいさつなどで自分の時間を20分以上オーバーしても平気な人、こちらが講演するときには用件があるといって席を外し、終わったら顔を出し愛想を振りまいている人。また、思わぬ来賓の先生が登場され、時間がないということだったが、いつの間にか懇親会の最後まで残ってなにやらご自分のPRに必死な人などなど。
 数日前、国の機関の意見交換会にもお邪魔したが「交換」する時間が最初からないケース。カタチだけのアリバイ作りのようなもので、コミュニケーションする場ではない。なにやら「昔とった杵柄」のようにテレビ局時代を自省的に思い出した。予定調和の一方通行なのだ。作る側はシナリオを作りたがるが、見ているほうはすっかりしらけている。さも交流したように見せても心が動かない。もちろんこういう機会にいろんな方と会えるだけでもいいという価値もあるのだろうけど、本気で地域の振興を考えている人からすると耐え難いことではないだろうか。
 しかし、こういう場には必ず心が通う人がいる。こういう人とは会場に入った瞬間にわかるものだ。全国どこを歩いていてもこういう人々と出会うことが喜びだし、可能性を感じるときだ。出会いがあると地域の方とは長いお付き合いが始まるが、時間の使い方に関してはそろそろ考えないといけないかなあと再認識する日々だ。

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