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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

自然を活かす大道具さん、小道具さん。

 とうほうTVは人口約2500人と少数精鋭ですがとうほうTVスタッフはさらに少数精鋭です。今日は9人の村民スタッフで企画会議でした。会議の時に大工のときんちゃんこと辻さんは農家でもあり必ず何かを持ってきてくれます。何かというのは季節ものの何かが多いです。今日はネコヤナギと水仙でした。

 きれいなきれいなネコヤナギでしたが博識の伯夫さんがネコヤナギの種類について含蓄ある話しを披露、その後はさっそくこのネコヤナギと水仙の飾り付けでみんなが動きます。適当な大きさの花瓶がないために色々と工夫したのですがときんちゃんや伯夫さんはテレビ局で言うとスタジオセットの大物を専門に扱う「大道具さん」、またはこのネコヤナギのようにちょっとした小物で飾り付ける「小道具さん」にあたります。

 民放の場合は見栄えは良くても後ろに回れば張りぼてのようなもので飾ってますがとうほうTVの場合はほとんどが畑や山で摘んできた草花や窯で焼いた陶器、手製の看板等で大道具小道具自体が温かいものに包まれています。今日はみんなでネコヤナギを大きめの花瓶に収めテーブルに飾ってから約90分の企画会議でした。

 糸島に行っていた恵梨奈ちゃんからはキャラメルラスクなるお菓子がお土産で皆でかりかりとかじりながら会議をすすめました。いつもながら寄り道だらけの企画会議でしたが寄り道を自由に行き来するからこそ充実した中身になって終えます。


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