岸本晃の住民プロデューサーNEWS

切り替えの早さ

 文章を書くことが多いのですがこれはやはりテレビ局時代の記者経験からきているとおもいます。開局入社ではじめて記者なるものをやらされていた頃は全く文章は苦手でした。毎日一分ニュースを数本担当しますのでひいひい言っていましたが結果的には短時間で正確な記事を書く訓練を受け今に至るのです。途中からは記者の記事をチェックしたり突き返すデスクも経験しましたから他人の原稿を冷静に読む訓練もしました。新聞とは違って映像があるので映像で語られている部分は文章はいらないのですが、最初はその辺りの感覚がまったくわからず、混乱していました。

 テレビ番組を創るプロセスはことほど左様に様々な訓練を同時に実践するので表現を極める道場のようなものでした。しかしこれは簡潔な文章の訓練で味気ないと言えばまったく味気ないものです。逆にディレクターとして番組を創るときは文章に色気が必要になってきます。わたしたちはこの記者とディレクターの両方の仕事を毎日同時進行させられていたのでチェンジをうまくやれないと飛んでもないミスを呼んでしまいます。切り替えの早さも番組の制作プロセスに入る要素でした。

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