明日10日の朝5時からNHK「おはよう日本」でとうほうTVが紹介されます。
NHK福岡放送局から九州・沖縄放送、そして全国放送へとすすむプロセスはどうなるとそうなるかは一般的には全く知られていません。簡単にいうと担当者の売り込み如何です。ローカル放送局は常に自分の地域で取材・放送した話題の中で九州へ、全国へ放送すべきものを検討し、ふさわしい話題を売り込んでいきます。当然その地域の放送が九州、全国へ放送されるとステーションイメージも上がりますし、何よりもテレビ局本来の地域貢献の大きな足跡になります。
一般的にはニュースならニュースデスクが制作番組ならプロデューサーが最終的に売り込むかどうかを決めます。今回は当初から鶴田カメラマンが全国放送の可能性を言ってくれていましたから鶴田さんが熱心にニュースデスクに売り込んでくれたのではないかとおもいます。まずはそこがスタートです。しかしここで大事なのは信頼関係です。鶴田カメラマンとは打ち合わせ段階から村民スタッフと懇親の場をもち取材がはじまると次々と村民スタッフとの関係を築かれていきました。
放送後もわざわざ休みをとってみなさんへ御礼のあいさつに来られました。取材されても放送されなかった村民スタッフも「村の発信になったからそれで十分」」と鶴田さんに笑顔で話していました。人間として礼儀が大事です。ふつうの人間関係を築くことが気持ちよく全国放送につながりました。マスコミ連携のモデルと感じます。