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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

ICTで活性化、東峰村モデルの伝播。

 東峰村では今年ケーブルテレビを法人化しいよいよ住民主体の運営を本格的にスタートする予定です。2011年11月に開局して2年と2ヶ月です。いわゆる村が管理運営する自治体ケーブルテレビでした。2年間ケーブルテレビが村民のコミュニケーション向上に活用できることが証明されました。

 じじばばをはじめ子どもたち、そして様々な分野で活躍する方々が次々と出演しました。また地場産業の振興になることもわかってきました。地場産業の代表は農林業と窯業です。窯業では400年の歴史がある小石原焼の窯元が約50もあるほどの陶器の里です。しかしバブル崩壊と100円ショップなどの登場で非常に厳しい現状にあります。そこでこの小石原焼をケーブルテレビで振興する試みをずっと続けています。大事なのはまず村民自身にその良さをよく理解してもらうことです。同時進行で外への発信を怠らないことが成功の道と考えます。

 当初は村内でやっても仕方がないと見向きもされなかったのですが今では「有料の村内番組」にこぞって窯元が出演するほどです。また東峰村が開発したオリジナル30元中継システムで全国、海外へも発信する仕組が出来上がりました。この活用方法はネットだからこそ交流しながら関係性を深めて行く番組制作のノウハウで徐々に定着してきました。

 既存のテレビ局の真似をせずに全くむら独自で必要とする「村民CM」や今すすめている子ども番組体験などモデルとなる番組や仕組は山ほどあります。これらをまずはケーブルテレビの運営に困っておられる地域にお伝えすることが今求められていることと昨日岩手県住田町に入ってあらためて認識しました。今夜さっそくこれをプレゼンしましょう。

@自分たちの祭を自分たちでPR、スタジオセットも自分たちで演出する。


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