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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

番組づくりが地域づくり、プリズム長屋の主から。

 昨日村民の皆さんが自分たちで自分たちのことや地区のことを伝えるようになってきている話をしました。この話はわたしの実感では相当広がりがあります。

 例えばある地区の伝統行事を終えた直会(飲み会)で区長さんが「岸本さんの事務所で寄り集まって語り合ったり時には村の映像や映画をみてみんなで村を見つめ直すのもよかね。」とおしゃいました。構想はしていたのですがこんなに早く実際の声があがるとは予期してませんでしたので驚きました。

 RKB毎日放送と番組の恊働制作をしようとの提案がカタチになりプリズム長屋で有志に集まってもらいました。小石原焼窯元の若手や奥さん、町工場の社長、第3セクターの専務、伯夫さんやプリズム長屋に寄宿中で起業家目指す高橋君などでどうしていくかの話し合いをしました。テレビ局のディレクターもその席に誘いました。その時のメンバーが交互にちょくちょくと訪ねてくれては近況や村の将来構想を語り合います。

 先日も村長の諮問会議の打ち上げ終了後2次会会場として集まり深夜まで語り合いました。寄宿中の高橋君の若い仲間でつくる「東峰村を考える会」も夜に時々集っています。お百姓さんの収録の場所になったり合宿をしてそろそろプリズム長屋の姿も皆さんに見えてきたように感じます。わたしの感じでは借りはじめた頃から元診療所という「建物の作り」が結構テレビ局にマッチしていると感じていました。

 みんなで寄り集まりながら番組を作ったり編集したり合宿する場に適しているとおもいます。またわたしを第1号に高橋君、そして熊本や杉並の住民ディレクターの皆さんやCM業界の大先輩など他所から来た人達も集まりますのでまちづくりの条件と言われて久しい「よそもの、ばかもの、わかもの」の拠点としてもそのまま当てはまるとおもいます。

 くまもと未来国体のとき県庁の元知事室をいただきそこで98市町村の住民ディレクターが集い1日13時間放送のイベントFM放送局の総合プロデューサーとして運営した時の感覚を思い出します。今は住家として家主として住民の自律の拠点として活用してもらえる可能性が大きく前に開いています。

@四季折々の花が咲き、春は花見もできるプリズム長屋。



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