むら工場の岩下社長が長年温めてきた大衆の文化財保存という構想があります。実際に岩下社長はホンダのバイク第一号をはじめ世界のバイク500台以上、昭和のレトログッズ5万点以上、総数で数十万点の大衆遺産を保存展示しています。
その中で昭和の大衆の大スター王さんと健さん(高倉健さん)とご縁がありわたしも色々と関わらせていただいています。「未来は歴史に学べ」、「先人の夢や挑戦を後世に伝える」を理念にこの事業をはじめられました。そして最近、王さんと健さんへの熱い気持ちを具体化する動きが活発化してきていますのでわたしも応援しています。
小さな村のむら工場の社長さんが手がけて来たこの事業はほとんどが手づくりです。日頃は東峰村にある工場の仕事で自分自身も部品の組み立てを毎日600個とかを実践しながら土日、祝日には博物館のある由布院に通い収集品の保管、集荷、交渉、などを若い女性スタッフとやっておられます。
王さんと健さんの世界は得てしてご本人ではなく周囲がビジネスライクに考えがちですが岩下社長の後世に残す先人の挑戦という精神がお二人に直に伝われば必ず心が響くはずだと感じます。わたしも東峰村の子どもたちにお年寄りにこういう素晴らしいむら工場の社長がおられることをしっかりとお伝えし、王さんや健さんにも広がり、心豊かな村づくりができていくように貢献していこうと考えています。これも挑戦。面白いですよね。
@住民ディレクター!?岩下社長、収めたのは王さん。