今ちょうど夕方5時を伝えるチャイムが鳴りました。ふっと考えていたこと・・・1)押せば映る 2)身体がカメラというのが初期の頃から住民ディレクターの3原則のふたつです。押せば映るというのは「わたしゃ機械は苦手ばい」とおっしゃる奥様方ばあちゃんたちにわかりやすく「心配せんでもよかですよ、ほらこのボタン押すだけで・・ほらもう映ってるでしょ!」・・といかに簡単かを伝えるための口説き文句。
身体がカメラについては広く深い意味があるのですがまずは1)とおなじく「カメラを撮るのに難しい理屈は何もないんですよ、自分の身体がうごくままに撮ったり目で見たままを撮ればいいんです」というのが第一義。カメラで何かを撮りに行くのではなく身体があるところにカメラを置いてみる。だから生活者カメラ。
手で持ってる必要も無く米づくりの最中なら俵の上か車の上にでも置いておいて自分はせっせと稲刈りをする。あれば三脚に。ただし押せば映るのでボタンだけは押しておく。意外と自分の知らない稲刈り光景が広がるかも知れません。育児ママの集まりなら集まっている中で時には他のママさんに渡したり、幼児が触って遊ぶならおもちゃにしてしまったり。時々ママの素敵な笑顔が映れば最高!です。ここ数日感じるのは身体がカメラなので元気な身体に渡したい、と。
元気な身体は元気を伝えます。活性化を考える時動かないところもわかっていって総体として活性化していくわけですが元気なところがそのまま映し出されることはとても大事です。ちなみに3原則の3つめは番組はオマケ。とうほうTV毎週1時間番組を更新してますがこの精神は今も変わらず。・・・今日も墨絵になりつつある東峰村の夕方に。