そういう意味ではITの進歩は想像をはるかに超えたところに来ていると思います。ただ編集のコツは30年前からそうですが、技術よりは「何を伝えるか」「どう伝えるか」が明確にあるかないかです。一言で言ったらその番組は何を伝える番組なのか?ここがはっきりしている人は驚くほど編集が早いのです。自分で機械を触れない人は操作を手伝ってもらえばいいのです。操作ができることが編集ができることではないのです、それは技術です。編集というソフトはその番組が他者に見てもらったときに自分が伝えたかったこととズレをできるだけ小さくして伝えられるかです。勿論、欲をいえばそのまま伝わる編集が最高です。が、番組は一人歩きしますので、ここは難しいところであり、奥深い楽しみのあるところでもあります。
プリズム制作の衛星放送「南の國から」を活用してくれる住民ディレクターが増えてきたので、編集の機会が増えました。しかも皆さんのレベルが総体的に上がってきているので、こちらも結構時間をかけて仕上げないと、バランスがとれなくなってきています。
編集はうまく終えると頭がすっきりします。きっと撮影とは違い、整理することですからうまくいけば余分なものがなくなりすっきりするのです。ただ、伝えたいことがぼんやりしていると最後まで行かないで、混沌とします。この状態ではゆっくり眠れません。頭の中がモヤモヤするからです。
今夜は15分番組がきれいに編集されたおかげでスッキリ眠れそうです。
(写真:福岡県東峰村での編集光景)
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