山の神祭が明日、明後日にあります。今朝からその事前取材のために約30人に話を聞きました。旧村2つのうち特に小石原地区の山の神祭を探していましたがこちらは終わっています。宝珠山地区のほうはだいたいが明日か明後日です。普通なら役場や教育委員会で事足りると考えますが山の神は集落単位で日にちもやり方も全然違うので結局確かなのは全集落の人に聞くことです。なので朝から村を回っていました。
だいたい掴んだところでプリズム長屋に戻っていたところにたまたま道路沿いを急ぎ足で歩いてるばあちゃんが目に入りました。見覚えのある顔だと思ったら村長のお母さんです。偶然にも狙っていた地区です。そこは山の神という地名です。地名そのものが山の神なのでここの山の神は外せないなあと朝から考えていました。すると本当にいい具合にお母さんを発見し明後日の段取りを教えてもらいました。畑に人参を採りに来られたようで「持って帰んなさい」と人参、大根をいただきました。さっそく山の神のご利益か?!と感謝しつつ帰ろうとしたところにいつもの伯夫さんから「またひとん(他人の)畑から大根ば持っていきよんね」と電話が入りました。地獄耳、いや地獄目です。
山の神は昨年古城原という地域でビックリしましたがとてもこの地区では大事にされている神様です。八百万の神々を大事にされていますが山の神は特に縁が深いのでしょう。