黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

何に障りがあり、どこが害をなすのか。あなたは(私も)そうではないのか。

2017年06月04日 | 日記
「ろうあ」のバイク乗りの友人がいて、僕は25年くらい前からろうあのバイク乗りと親交があり、聾学校に見学に行ったり、一緒にツーリングしたりしてました。その彼も少し絡んでる大会がサンパレスの横の福岡国際会議場であったのです。

「全国ろうあ者大会」


行ったら入れなかった(明日の予約も出来ないって)…残念です😔

手話チョッと出来るのに………(出来たからなんだよ)
前もって知ってればなぁ〜


あ、これは「行ったのには入れないってなんだよ」のようなボヤキではありません。
むしろなんの下調べもせず、係の方の手をわずらわした事を反省してます。

ブログの世界にはいろんな人がいます。
こういうことを普通のページに書くと「お前に何がわかる」というような意見も出て来ると思います。

誰だって、道で倒れてる人がいたら手を差し伸べます。
いわゆる「障がい者」がいわゆる「健常者」との物理的な「差」による苦労は「そうなってみないと」わからない部分もあるでしょう。

僕の知り合いのお子さんにADHDの子がいる。
「注意欠如多動症」ってやつだ。
彼らとキャンプに行く。
タロウくん(仮名)と僕は巻きを燃やす。暑かろうが、もったいなかろうがドンドン燃やす。
2人は「熱い仲」になる。
タロウくんは仮設トイレの排出タンクが気になる。2人で臭かろうと汚かろうと、その辺の木の枝を拾って来てドンドンかき回す。
2人は「臭い仲」になる。
僕はタロウくんと遊んでて「障害」ってやつを考える。
僕とタロウくんの間になんの「差異」も感じないからだ。

彼を障害児と呼ぶなら、僕なんかヒゲ生やして、バイクに乗っている。大きいだけの「ショウガイジ」だ。
こういう問いかけは、ネットの世界だけじゃあ全て話せない。
もどかしさが付いて回る。
僕らだっていつバイクで事故るかわからないし、いずれは「老い」ます。

真にこの問題と向き合うには、ブログじゃあ事足りないでしょう。
楽しい「趣味のページ」にこういう事を書き込むのもどうかと思いますが、何かのきっかけになれば……と思います。