今朝、、タイミング良く雨が上がっていたので、ご主人様とルンルン気分で裏山コースの散歩に出かけた。
途中で、おいしい桑の実を食べ、いよいよ山道を登り始めた時であった。
前方に異変が生じていた。
なんと崖崩れである。
道がふさがれている。
先日来の雨で崖の地盤がゆるみ、崩れたようだ。
しかし完全封鎖には至っておらず、道の端の方はなんとか通り抜けできたので一安心であった。
この散歩道は数箇所に崖が迫っている。
ところでこの道が何故舗装されているかというと、この道の先の山の上に砂利採掘場の跡がある。以前はこの山道を一日数百台のダンプ車が通ったらしい。
現在はまことにのどかな里山なのだが、10年近く前まではかなり騒々しかったようだ。
山をひとつ削ったその砂利採掘場の跡地は、平坦地も含めて広大な広さ(たしか100町歩とか言っていた)があり、跡地再利用計画が関係者の間で色々と検討されている。
この山の所有者(業者)に、お金とアイデアとそしてやる気があれば、何でもできる広さだ。
その再利用計画案について、ご主人様は最近かなり真剣に考え始めている。
しかし、今のところ誰もそのアイデアに耳を傾けてはくれない。
現実的な計画として、廃棄物処理場というのが関係者の間では最有力候補らしいが、頼朝伝説が語り継がれるこの風情ある里山には、将来にもっと夢と希望の持てる再開発プロジェクトが考えられても良いのではないかと、ご主人様は考えている。
奇跡の国の里山のひとつとして、10年後、100年後にその名を残すことができるかどうか、決断の時は迫っている。
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