「ムジナモ発見百周年記念碑」
東京都江戸川区北小岩の江戸川の河川敷の小岩菖蒲園にある
記念碑の全容
小岩菖蒲園
明治23年5月11日武州伊豫田村現東京都江戸川区北小岩4丁目先)の江戸川の河川敷において、牧野富太郎博士がヤナギの果実を採取中偶然に、ムジナモを発見した。翌年7月」ムジナモ開花の報を受けて直ちに当地に駆けつけ幻の花とされていたムジナモの花を採取し精密な解剖図を描いて、明治26年10月発行の植物学雑誌に公表した。やがて多くの書物に転用されて牧野博士の業績が世界に知られる端緒となったのである。
現在ムジナモ保存会会員であるが、子供のころ小岩で育ち、この河川敷でよく遊んだ地でもあり、記念碑の建立に賛同したので、序幕式には羽生市教育委員会生涯学修課及び羽生市ムジナモ保存会も招待された。
ムジナモ発見百周年記念碑の建立の発起人代表に、食虫植物研究会会長の小宮定志氏、水草研究会会長の大滝末男氏、中川巌氏がおり、碑建立の協賛者は283名で、揮毫は当時江戸川区長の中川喜一氏です。序幕式は1990年6月10日に、牧野博士四女玉代さんも出席され行われました。