羽生市ムジナモ保存会

食虫植物ムジナモの国内最後の自生地で、国の天然記念物の羽生市宝蔵寺沼ムジナモ自生地の復元には自然環境保全が不可欠である。

岩木山・八甲田山・八幡平

2018-08-24 20:10:48 | 温線・泉質
岩木山1625m(青森県弘前市)  2018年8月19日

嶽温線登山口 7:00 ➝ 9:40八合目 ➝ 10:43鳳避難小屋 ➝11:20 岩木山 12:04➝ 鳳避難屋小 ➝ 13:15八合目 ➝ バス➝ 酸ヶ湯温泉


















            岩木山頂 登山口から標高差約1200mである


              山頂より日本海を臨む





                 岩木山神社





               下山開始後の岩木山


               酸ヶ湯温泉泊
別棟の洗い場のある温泉で汗を流し、待望の千人風呂へ移動、泉質は白濁する硫化水素泉で、酸ヶ湯温泉の外観は改装されているが、総ヒバ造りの仙人風呂の雰囲気と泉質は従前通りであり貴重な温泉である。


八甲田山1584m(青森県青森市)  2018年8月20日

酸ヶ湯温泉 7:50 ➝ 酸ヶ湯温泉登山口 8:00 ➝ 9:45 仙人岱 ➝ 10:50 大岳 1584m ➝ 11:45 避難小屋 ➝ 上毛無岱 ➝ 12:35 下毛無岱 ➝ 13:55 酸ヶ湯温泉




 登山口 「日本山脈縦走起点、青森八甲田・山口秋吉台5千キロ踏破」の標識がある







               モウセンゴケ
              

               ウメバチ草



            八甲田大岳山頂


            八甲田大岳山頂から岩木山



 

            山頂からは陸奥湾が臨め青森市街が一望できる。






              上毛無岱



  



             下毛無岱を臨む



               右大岳


              酸ヶ湯温泉へ下山


酸ヶ湯温 ➝ 394号 ➝ 東北道 ➝ 安代IC ➝ 新安比温泉泊

新安比温泉泊は、鉄分を含有する塩分濃度の高い泉質で大変好ましい温泉である。



八幡平1613m(岩手県)  2018年8月21日


新安比温泉 ➝ 8:00 茶臼岳登山口 8:15 ➝ 9:00 茶臼山荘 ➝ 10:00 黒谷地湿原 ➝ 源太森 10:50 ➝ 八幡沼 ➝ 11:50 八幡平山頂 ➝ 12:15 駐車場 ➝ 12:30 藤七温泉





右岩手山雲海上のピークは早池峰山












                 池塘


            
                 大文字草
   
                 リンドウ

                 八幡沼


                 八幡沼


               八幡沼右樹林帯に岩手山


八幡平


               八幡平からの岩手山  


                ここから約2kmで藤七温泉である

藤七温泉の泉質は硫化水素臭のある硫黄泉で、泉質は50年前とほとんど変化なく安定しており、露天風呂は野趣豊かで藤七温泉ならではの雰囲気はこのまま残ってしてほしい温泉である。









八ッ場ダム

2018-08-23 23:09:18 | 水資源
 埼玉県・群馬県は現在水道水の水の一部30%程度を地下水に依存している。両県の各自治体が広域で地下水をくみ上げているため、地下水位が低下し地表の乾燥化を招いている。その結果、野生動植物は乾燥に強いものが生き残り、乾燥に弱い動植物は衰退していると考えられる。かつて羽生市宝蔵寺沼のムジナモが野生絶滅に至ったのは地下水位が下がり湧水が途絶した時期に重なっており、多々良沼のムジナモも同様と考えられる。地下水汲み上げによる地下水位の低下は夏のヒートアイランド現象を加速し、両県の夏の暑さは当然の帰結といえる。自然環境の保全・涵養には、両県の各自治体による水道水用地下水の汲み上げは早急に停止すべきである。水道水用の表流水を確保には、八ッ場ダムは極めて重要である。東京都は水資源の確保に力を入れたが、埼玉・群馬の両県は表流水の確保を怠り、安価な地下水に頼った結果自然環境を破壊してしまったことを、我々は反省すべきである。自然環境の変化の実態は、長期にわたる定点観測の継続が重要で、自治体による地下水くみ上げ量と地下水位観測井の関連データは重要で、相関関係があると思われる。地下水を汲み上げを停止すれば、地下水位は上昇快復し、汲み続ければ下がったままとなる。このままでは、野生の動植物にとっても、人の住む環境にとっても悪化したままとなり、地下水の涵養は生態系にとって極めて重要な因子になっているのである。





            八ッ場ダム堰堤コンクリート打設中




            八ッ場ダムの上流部