羽生市ムジナモ保存会

食虫植物ムジナモの国内最後の自生地で、国の天然記念物の羽生市宝蔵寺沼ムジナモ自生地の復元には自然環境保全が不可欠である。

タンザニア・キリマンジャロ

2015-08-17 15:40:44 | 地球の温暖化に伴う氷河の衰退
7月19日(日)キリマンジャロ登山1日目
マラング・ゲート1800m 登山手続き→赤道直下でありながら乾期でも雨の多い湿潤な樹林帯の緩やかな登りで、大樹には至る所にサルオガセ垂れ下がり幻想的な景観である。ラン系の可憐な花が多く見受けられ涼しく快適である。マンダラ・ハット2727m山小屋泊、
(写真の赤い時刻は日本時刻でマイナス6時間が現地時刻である)





         1800~2700m湿潤で涼しい樹林帯        

7月20日(月) 登山2日目→樹林帯から次第に草原帯に変わりマウェンジ峰5149mが遠望できるようになる。ホロンボ・ハット3720m山小屋泊

                マウェンジ峰






7月21日(火) 登山3日目→ホロンボ・ハット3720m滞在→マウェンジ峰方面高度4000m地点へトレッキングし高所順応、夕方水平線下は雲海が広がり、夜空は天の川を始め満天の星で、南十字星を初めて見ることができた。南緯3度の赤道直下でも気温は低く朝は霜柱、氷が張る。












7月22日(水) 登山4日目→キボハット4703mへ山小屋仮泊、呼吸は普通に歩行する場合は何ともないが少しの勾配を上がる場合息切れがする状態である。
午後11時起床登頂準備

7月23日(木)登山5日目午前0時外気は0℃以下、防寒装備を整えヘッドランプをつけ登山開始。当初、毛の手袋をしていたが5000mを越えたころからはオーバー手袋をつけてもさむさを感じ、足先も冷たさ感じた。夜明け前の気温は氷点下20度以下と推定される。吐くことを重視した呼吸も苦しさを増すようになった。急斜面のジグザグの登りが続く足元の細かな方解石状の石がヘッドランプに反射しきらきら光り氷粒のようで印象的であった。ギルマンズポイント6585mに8:00に到着白く輝く雄大な氷河の壁がまぶしく輝き日の出と共に寒さも和らいできた。2㎞先のウルフピークへはなだらかな200m程の登りが続き、ステラポイント7:42を経由しキリマンジャロ最高地点5895mに9:11到着、朝日に輝く巨大な氷河壁の景観に感動。5000mを越えたあたりから呼吸は苦しかったが、足は良く前に出たのが幸いであった。






             キリマンジャロ頂上9:11



山頂からは同一コースを元のギルマンズポイント5685mに戻り、登りとは別ルートを須走同様に急下降し4703mのキボハット小屋に11:30に戻った。昼食後は歩行距離10㎞程の3720mのホロンボ・ハットまで下山した。睡眠不足で眠かった。

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7月24日(金)登山6日目 ホロンボ・ハット→マンダラ・ハット2727mで昼食→マラング・ゲートで下山の記帳、登山終了。別れにスタッフ一同でキリマンジャロの歌を歌ってくれた。



マラング・ゲートからおよそ40㎞弱のキリマンジャロまで、往復5泊6日の間の登山には、日本からのツアーリーダー1名と我々11名に対して、現地スタッフ25名が登頂ガイド、コック、荷役が加わり水・食料及び器具・我々寝袋及び装備の上げ下げ等の協力があり登頂が可能になった。


              現地スタッフ一同と全員で







下山後ようやくアルーシャのホテル泊となり、明朝はタランギレ国立公園でのサファリである。
7月25日(土)ホテルをまだ暗い5時に、タランギレ国立公園へ出発、6時過ぎにようやく明るくなり、良く整備された道を80㎞程の速度で走行中灌木の草原にシマウマの集団がいきなりすぐ近くに現れ驚いた。しばらくして公園入口到着した。早朝は食事のため活動的で、多くの種類を見ることができた。



















タンザニア・タランギレ国立公園・キリン、野生の象、シマウマ等朝7時過ぎ


                   バオバブの木