亜熱帯の台湾最高峰玉山3952mと雪山3886mに登った。
台湾は九州よりやや小さい島で、高度3000m以上の山(無名ピークを含め)が250以上あるそうで、(日本では3000m以上の
山は21座)現在も隆起活動の盛んな特異な地域である。
2016年4月24日:成田→台北→車6時間→阿里山2170m泊
阿里山は台湾の避暑地でもあり、台湾檜でも有名現行伐採禁止、阿里山観光用鉄道駅舎は総檜作り
避暑地阿里山の観光鉄道の総檜作り駅舎
玉山の登山口
4月25日 阿里山→上東捕入山手続→シャトルバスでタタカ鞍部2610m→ガイドと共に登山開始→徒歩5時間→排雲山荘3402m泊
谷は深い1000m程下
4月26日 排雲山荘→早朝登山開始→ジグザグの登り550m 2.5時間→玉山3952m→下り5時間→タタカ鞍部→
シャトルバス→上東捕→バス→台中泊
玉山の山頂は防寒装備は不可欠で、霧が深く遠望は利かなかった
下山時玉山を遠望
シャクナゲの開花時期と重なり素晴らしい景観
4月27日 台中→バス→台北経由→武陵登山口2140m入山手続→徒歩1時間→シチカ山荘2510m泊
夜11時過ぎ地震有、震度1強その後余震数回
アヒルの石窯焼きで有名な店
4月28日 シチカ山荘→早朝 3 時登山開始→三六九山荘3200m経由7:10→カール→11:45 雪山3886m 12:00→下山開始
杉の純林地帯、極相状態と考えられる
見事な杉の純林地帯大樹も多く見かけられる
根こそぎ一定方向に倒れたものもあり台風によるものと思われる
雪山は名のごとく冬季雪が降り、雪渓が残っていた、霧が深く山頂からの遠望は困難であった
4月29日 三六九山荘→下山4時間→武陵→礁渓温泉、高温湯量豊富弱アルカリ→台北泊→夜屋台見物
雪山下山途中台湾5岳の一つ南湖大山3742mを望む
平野部が少ない台湾では河川敷の砂礫地にキャベツが作られ見事な景観、西瓜も同様、台風の豪雨では全滅の由
礁渓温泉の露天風呂ある休憩場所
礁渓温泉はホテルの多さから湯量も豊富と思われる。我々の入ったこの露天風呂はプールのようで縦横10mで深さ
140cm位で湯は120㎝程(深いので子供は危険)で、これが42℃と44℃2槽あり、面取りした天然石で組まれており
浴槽も見事。2槽の浴槽東側の洗い場にはプラスチック製の椅子、盥のように大きい洗面器とひしゃく蛇口からは
豊富な湯水、何より隣からしぶきを飛ばされる心配がないシャワーがついていないのが良い。洗い場と脱衣所のみ
小屋掛けされ、浴槽からの緑濃い山の借景を眺めながら肌がすべすべする弱アルカリ性の湯、私は42℃につかり、
のんびりとした時間を過ごすことができた。当然のことながら、この地でも先ず体を洗ってから、ゆくりと湯に
つかる習慣であるので好感が持てた。温泉に入りたいがため山小屋を1時間早め早朝3時に下山を開始したかいが
あった。地元の常連もおり遠慮して露天風呂の写真を撮れなかったのが残念、女性用も同様の規模と思われる。
他に家族用の個室施設も併設されている。
龍 山 寺
4月30日 午前観光→台北故宮博物院等→昼食・小籠包→台北→成田
故宮博物院
円山ホテル
小籠包の店