乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

ブログ再開までの経過 その4

2015-06-05 23:56:14 | 日記
続きです。

フラフラしながらも、なんとかゴールデンウィーク明けのPET検査にも行ってこられた私。

5月8日(金)。
眠たくてボーッとしていてフラフラな状態で、いよいよゴールデンウィーク明け後、初の仕事へ。

「今日一日だけ頑張れば、明日は土曜日、仕事は休み。ファイトっ!!」と朝から何度も心の中でブツブツ呟きながら、机に向かいました。

少しでも気を緩めると、忍び寄る睡魔の波。
パソコン相手の仕事に、まぶたを閉じようものなら、その波にさらわれてしまいそうで。

それでも、なんとか頑張って気を張り続け、仕事を終えて帰宅した時点で、その日の私は「本日の営業は終了~」。
晩ごはんを作ることも出来ず、夫に子どもらを託して眠ることしか出来ませんでした。

あ~、自己嫌悪。
何も出来ない私になってしまいましたぁ…(泣)。

ゴールデンウィークが終わっても、眠たくてボーッとして時々記憶が途切れる状態が続いていた私。
5月14日に外科の定期診察と緩和ケア外来に病院へ。

先に外科に受診。
外科の主治医は電子カルテを見て「リボトリール、要らないでしょ?!」と。

え!?なんとまぁ、分かりやすい。
鎮痛補助薬でのリボトリールを、外科の主治医はあまり好まないようで。

私は、緩和ケア外来には外科の後に受診するから緩和ケア外来の先生が何と言うか分からないよなぁ~、と思いましたが。
「えぇ、まぁ…」と、その場では外科の主治医に合わせた方が良いかと思い、テキトーに返事をしてみました。そうしたら。

次の瞬間。
なんと、外科の主治医は電子カルテの『リボトリール』の文字を全て消し去っていたのでした。

な、な、なんという速さ!!
“外科の主治医は私にリボトリール、飲ませたくないんだな。”
私と夫は思いました。確信。

そして、外科の後の緩和ケア外来で。
緩和ケア外来の先生に「リボトリール服用することで眠気が強くボーッとする。意識レベルが下がっているので感覚が麻痺しているためか、右腕の痛みは若干弱くなった気もする。しかし一方で、フラフラして倒れたり、眠気が強すぎて生活に支障がある」と伝えたところ。
リボトリールを1mgから0.5mgに減らして服用を続けましょう、と言われました。

まぁ確かに、リボトリールは急に服用を止めると離脱症状が出るかもしれないので。0.5mgで。
もしかしたら右腕の痛みに効くかもしれないし。

もう少し、眠気や記憶のブツ切れやフラフラな日々に耐えてみようかと、決めた私。
その日からリボトリールを0.5mgに減らして服用しました。

が。
右腕の痛みは改善せず。
1mgよりは、いくらかマシかもしれませんが、やっぱり眠いしボーッとするし記憶が途切れるし。

先生と相談して5月22日にリボトリールをのまなくなりました。

……と、ここまで読んでいただき、お気づきの方もいらっしゃると思います。

そうです。
ブログを再開した5月18日は、まだリボトリール服用中で、右腕の痛みも続いていて、体調は“良いとこ無し”な状態だったのです。

実は、ブログを再開したのは、体調が良くなったからではなかったのです。

逆に、リボトリールを服用して、毎日の生活が大変になり、自己嫌悪に陥っていたとき。

私の“お休み中”のブログに、常連さんからも新しい方からも、何人もの方から温かいコメントが届いていて、一日一日を生きるのに、とても勇気をいただけたのです。

嬉しかったです。

こんな私でも、ブログを通して応援してくださる方がいる。
私が“お休み中”でも、ブログ復活を待っていてくださる方がいる。
同じように日々がんと闘い、「一緒に前を向いていこう」と励まし合える友が、ブログで繋がっていてくれる。

これは、自己嫌悪して下を向いて立ち止まってばかりじゃダメだ。
前を向こう。
そして、待っててくださる方々に、笑顔で「ただいま!」を言おう。

皆さんが私を応援してくださるように、私も皆さんを応援したい。
皆さんと一緒に今日を明日を、前を向いていきたい。

ボーッとした頭でしたが、自分のブログについて、繋がっていてくださる皆さまへの感謝の気持ちと、再開するぞ!の思いは、ハッキリくっきり抱いていました。

そして、ブログを再開したのでした。

拙いブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

次回は5月のPET検査の結果のご報告です。

読んでいただき、ありがとうございます。