寝る前に 庭に出て東の空の月を眺めた
ススキを飾って お団子を食べたわけでもない
ただ 中秋の名月なんだと見上げただけ
3時半頃目が覚めトイレに行く
家のあちこちの窓から月の光が差し込んでいる
ベランダに出てみる
ひんやりとした空気の中で
西の空の月だけが存在感を放していた
何の音もない 地上のものは 何も動かない
1時間も毛布にくるまって夜空を見上げていると
西に動く月を追いかけるように
頭上のオリオン座が動いているのがわかる
眠い
うとうとしてしまい 目が覚めた時には
中秋の名月は
ベランダからは見えなくなりつつあった
3時47分
4時47分
5時31分
5時31分
(東の空)