外部から自分に向けて無難にするように何か力が働いている、といったニュアンスだけど
待てよ?と考えてみたら、自分はトランプでも将軍様でもプーチンでもない一般市民なのである。
自分ふぜいに世の中がそんなさしでがましい事を仕掛けてくる訳がない。
こりゃ自分のメンタルが勝手にパニクって自作自演で用意しているに他ならないのである。
演りたい様に……演った上で、ホンマモンの世間からクレームの一つでも来てからスミマセン?なりウルセェよ!なりの現実の対処すれば良い事なんである。
ま、無力、無名の自分を対象に世間様が本気出して潰しに来る事なんて無いから……本当の世の中は自分の意のまま演りたい様に……生きれるって事じゃね?……とある時期に気が付いた。
自意識過剰って奴だけど、大抵の人がこの『自意識』って奴の取り扱いに苦労している。
何もない内から、先んじて自重し、自制し、自粛してるの図は……自分は生粋の奴隷か?の様な哀しさがあるなぁ……と。
しかし、実際、少しでも何か成功すれば、無難これ命!の人達からシャーデンフロイデの波動を感じる事はままある……。
同調圧力の無意味に気づいた頃と……時を同じくして、僕はシャーデンフロイデの波動に対して『気付いてあげないの術』を編み出したのだった。
シャーデンフロイデの心理は人様にバレればとても恥ずかしい感情である。
お隣同士、こりゃ責めても問題ないよね?と暗黙のコンセンサスが形成されると初めて猛威をふるうモノなのだ。
誰かさんが軽くシャーデンフロイデのジャブを打って来たとき、全く気付いて上げない振りで押し通すのである。
するとこの隠微な心理の持ち主は一人で勝手に『恥をかく』のである。
シャーデンフロイデの保有者の彼、彼女は自分で勝手に恥をかいて『自粛の同調圧力に支配される』という運びになる。
その図式ってとても哀しい。
報われない者が『より不幸者』を求めて非生産的心理の虜になっている。
もしあらぬ攻撃にたじろいだら潜在的シャーデンフロイデの持ち主達は、一気に『攻撃の同調圧力』を得て一斉に行動に出るという運びです。
気付いて上げない、気にもして上げない……というのがシャーデンフロイデのエネルギーを一気に消し去る方法なのである。
シャーデンフロイデは意志を持たない単なる嫉妬の衝動に過ぎない。
だから単独ではとても無力なモノなのである。意志がないから相手のたじろぐ姿を見てやっと勢い付くのである。
相手が無頓着な対応なら一気に自信喪失し霧散してしまう。
ここは一つ、考えましょう!貴方は一身に世間の耳目を集める様なスーパースターですか?……と。
誰もが気にしないのに誰かさんへの気遣いすれば……貴方はよりくすむだけですよ?
そんな心配は実際に人様の注目を浴びてからにしませんか?……。