流石に最近……勘が鋭い人達が…そんな指摘をし始めている。
先ず……衣料品の売上は流通チャネルこそ変えたけどそんなに落ち込んではいない。(ネット通販、古着まで含めればって話)
しかし街中で見る人々の服飾レベルはここ20年で恐ろしくチーピーになった。
それは良いとして……断捨離なんぞと言いながら
一人当たりの『資源使用量』って恐ろしく増加しているんじゃね?って話である…。
如何に安くてもシャツ一枚には一枚分の綿花を消費する。
スーツも一昔のちょっとしたシャツのプライスになってるけれど、商品寿命から計算すると良質生地のオーダー品ならば使用期間は5年10年を楽にクリアする。
冷静に計算すれば羊毛使用量から見直すと恐ろしく資源を食い潰している事に気付く。
若者達が……安い居酒屋、ファストフード、ジャンクフードなどなどを『食い散らかす?』といった風情の食事風景は日常化したけれど……。
なるほどね?ソコ一回に費やすコインは確かに『激少化』したんだろうね?……しかし使用する資源量はといえば激増していないかい?
食べ残して捨ててるだけでも恐ろしい量だもんね?
安易に変えちゃいけない、マナーとかルールとか服飾文化、食事文化を『今は!、今は!、今は!……』って『流されて受け入れ続けて』ここ迄来たけれど……『どれもこれも持続不可能』なんじゃね?この流れ……。
団塊の世代、団塊ジュニアの世代、団塊ジュニアジュニアの三世代までの時の流れ。
『不変で在るべきルール、マナー、文化』を『最近は?今の時代は?』なんて楽して妥協し媚びながら自分達を『若い世代に合わせて変えた』という誤謬に気付く最後のチャンス、それが今だと思う……。
自分達の餓鬼ルール…同世代間でしかコミュニケーションしない?(実のところ出来ない)お粗末な『交流能力』で十年後の次の若い世代とどうやってコミュニケーションって奴をするの?……。
機械的事務ならメールでOKだろうが?開発とかマーケティングとかで『何かを創り出す仕事』ならば即破綻!約束済みの『コミュ力不全』も今の内に『変えた方が良い』んじゃね?
『NOを言わずにYESだけで育てた若者達』……はどうやって次世代に『どうやってNO!という駄目出し』するんだろう?
若い人間を後押し出来るYESって『是々非々でNO』を毅然と言える人でないと発信出来ないのよね?現実問題として……。
『一着、二着セールのスーツ着た』若いサラリーマンの襟にSDGsのバッジを見るにつけ……
この若者……『時の流れに合わせて変われるのかな?』……既に『致命的誤謬』を刷り込まれてるそんな若者がヤケに『目につく』今日この頃である。
スマートニュースで……立花隆さんが東大生に向けて行った講義内容のさわりを読んだ。
彼は『二十歳の君達に』と題して行った講義で『コレだけは確実』だとして警告を発していた。
必ず……『諸君の殆どが数年以内に重大な間違いを犯す!』……と。
その最大の原因は『諸君の思い込み』なのである!……と。
その思い込み……天動説と地動説位に現実と乖離してる様な気がするのです……。
若者達よ!……『不変要素と可変要素』……未来を真剣に見詰めてソレらを集合円で整理して見て欲しい。
現実的に……未来を貫徹する不変要素が君達に歩み寄って可変要素に変わってくれる事は絶対に無いのですから……ね?