今朝の新聞を読んでいてふっと父親や母親がまだ若いころの田植えの
思い出が投稿してありました。
今は田植えも機械化されて田んぼの田植えも大きな田んぼを機会が
皆植えてくれます。
新聞の投稿者の思い出は昭和の初期の時代、田植えは親、姉弟親戚
隣組が集まって集落の互助組織「結」の人達が来てくれ皆で横一線に
並んで縄を張り越しをかがめて苗を植えたことを懐かしく書いてあり
ました。
昭和の初期はみんな「結」の力でお互いに助け合い小さな子供も
駆り出され手伝ったものです。
田植えの楽しみは昼食に出される塩むすびかえんどう豆の入った
塩おにぎり、それに沢庵位だったかもしれません。
泥だらけになって田んぼの畦道に腰を下ろし皆で食べたおにぎりは
今でも忘れられません。
この新聞に投稿された方も農家方で81歳の方でした。私達と同じ
田植えの思い出があるのでしょう。
親戚、隣組の人達が集まってこの時だけは順番で田植えを回って
居たように思います。
お昼のおにぎりと3時のこじ飯のおやつが美味しかった。
田植えが終わると早苗饗と言って皆でお酒を飲んで豊作を祝った
そんな行事もあったようなことを憶えています。
昭和の田植えはそんなみんなの絆つながりがあったように思います。
ふっと目に留まった新聞の記事、遠い昭和の田植えの様子と父や
母を思いました。
田植えで一番思い出すのはやっぱり大きなおにぎりと田舎では
カツオのつけ焼きがおかずでした。父親がカツオ一匹買ってきて
この日のためにさばくのです。お刺身、つけ焼き、あら煮など
それがとっても美味しい。懐かしい味です。
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