夕べの雨が嘘のようなお天気になりました。
雨の中気功教室に行った時は体育館が雨の
音で流されるようなそんな降りでした、稲光も
とても恐ろしかった。
そんな雨上がりの午後、雨で痛んでしまった花を
手入れしながら花達と触れ合っていました。
その時、余り顔を見たことが無いとても品のある
ご婦人が声をかけて下さいました。
此処の奥さんですか?・・・・・と。
そうです、と返事をし言葉を交わすと、何時もお花
が綺麗でいつも立ち止まって見ているのですよと。
話を聞いていると、最近隣のマンションに越して来た
とのこと、マンションに越す前は庭にお花を沢山植えて
生徒さんたちの手伝ってもらったとか。
きっとお花に囲まれた生活をしていたのでしょう。
もうマンションに来てからはお花のお世話も出来ない
から、欄の花なども直ぐ枯らしてしまうから、こんど
面倒を見ていただこうかな・・・とこんな事も。
聞くともう90歳をすぎているとか、そんな言葉のやり
取りも、花が取り持つ心の安らぎなのでしょう。
前を通る時は声をかけて下さい、お話をしましょうと
約束をして分かれました。
同じ花をもう一人の方も今までに無い優しい花ですね
と話され、立ち話をされていきました。
種が採れたら差し上げますと又約束してしまいました。
何気ない花が皆に安らぎを与えると思うと、又手入れ
にも力が入ります。
いま、人気のガウラ(白蝶草)の花です、風に揺れると白い花が揺れて
何故か心が癒されるのです。