日常のあれやこれや

日記ブログでございます。内容は多岐にわたります。

次の本 実資さんの 小右記📖

2024-03-17 05:21:00 | 読書
他人様のブログで知って買っちゃいました!

藤原実資の小右記
実資さんの日記です。


この厚さ


実資さんは「光る君へ」
秋山竜次さんが演じて、
個性たっぷりな藤原実資となっていますね。

原作は長ーいのですが、
これはダイジェスト版です。

次の就寝前の読書はこれに決まり!


杉本苑子さんの散華の次に読んだのは、
途中だったこちら


歴代天皇
戦国時代や江戸時代の天皇陛下の事は全く知りませんでした。

鎌倉時代から、
朝廷と幕府や武士とのせめぎ合いは
熾烈だったのですね。

天皇と織田信長が協力したりして…
でも、お互い利害が一致してはいなかった。
そのうち朝廷に対して信長が武力を誇示して
朝廷からの慰撫を無視して本能寺に向かい、
そこで明智光秀に攻められ自害した事から
本能寺の変に朝廷関与説があるそう。
どひゃー!初めて知りました‼️

天皇と徳川家も家康の時代から対立が!

やっぱりお互い権力が欲しかったのよね。


話し変わるけど
最近私はブログで知識を広めている感じ。
先出の小右記も
ブログ読んでいて知ったし、
古い書物を紹介していらっしゃる方、
古事記や日本書紀を
現代文で載せている方や、
田辺聖子さんの新源氏物語を
要約している方

等々


なーんかブログって役に立つよね♪











散華読み 光る君見て 楽しめる

2024-03-06 06:04:00 | 読書
杉本苑子さんの「散華 紫式部の生涯」
ちょっと前に読み終わりました。


式部が幼い頃から亡くなるまで。
源氏物語を書いてから彰子中宮に仕えるのが
下巻の中頃からでした。

散華では
紫式部が幼い時に
父の為時の妹、周防が
袴垂保輔にみそめられます。
この保輔がドラマでは散楽の直秀のモデルなんじゃないかな。

保輔も貴族の館から盗んだものを庶民に分け与えていました。
彼はつかまり処刑されて、紫式部の叔母、周防は出家します。

ドラマの直秀も捕まり、鳥辺野で処刑されてしまった。
鳥辺野って、貴人を葬送するところだと思っていました。
源氏物語でよく出てきていましたので。

光る君へを見るなら
この「散華」
と、永井路子さんの「この世をば」
そして、田辺聖子さんの
「むかしあけぼの」
(清少納言の生涯を枕草子を交えながらかかれています)
を読んだら理解も深まるし、
もうバッチリだと思います。

大石静さんの脚本は創作だらけですので、この先どうなっていくのか、楽しみです😊


昨日、大腸内視鏡検査を受けてきました。
夫も私も小さなポリープを切除しました。
しばらくアルコールや繊維質のものは食べられません。













ビール好き そんな私の ビール本🍺

2024-02-08 06:10:00 | 読書

昨日はドッピーカン☀️


ビオラも太陽の光を浴びて嬉しそう☺️


先日、息子と奥さんのYちゃん、
Yちゃんのパパママ、
Yちゃんのお兄様とお食事会をしました。

Yちゃんの ご両親との 食事会 - 日常のあれやこれや

息子の奥さんYちゃんのご両親が鳥取からおいでになりました。若夫婦二人は5月に結婚式を挙げますので、お式について打ち合わせをしつつ、お食事をご一緒させていただきまし...

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Y兄様はお嬢様が産まれたばかりでしたので、ささやかなお祝いを差し上げました。

そうしたら内祝いに送ってくださったのが
こちら↓

4種類×3で12本も!
ウキャキャ😆
なんで私の好みをご存知なのかしら?
って、会食であれだけビールをグビグビしていたらバレますわな〜アハッ😅

ビール好きな私の
ビール本二冊です


右の「教養としてのビール」
に前出のコエドブルワリーのビールが
出てきますねぇ。

筆者さんが、
最も思い入れのあるビール
ですって。
楽しみだわ〜😊

この本にはたくさんのビールが紹介されていて、
飲んでみたいなー
と思うビールがたくさん。

以前ブログにあげた
赤羽のラクレット×ラクレットに入ったら
ヒューガルデンホワイトが置いてあって
迷わず注文。

↑北区立 稲付公園 懐かしい☺️ - 日常のあれやこれや

先日十条へ行った事で、高二まで住んでいた赤羽西の我が家周辺を散歩したくなりました。先週土曜日から義母はショートステイ。今日帰ってきちゃうので、昨日エイヤッと一人...

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これは嬉しかったな。
とても爽やかで美味しいビールでした。

もう一冊
「ビールは、本当は体にいいんです」
え、マジ?
ビール好きには嬉しい情報!
(だから買った😆)

あーた、1日500mlのビールが老化を防ぐ
ですってよぉ〜‼️

ホップの作用で高血圧、糖尿病、認知症、
etc.のリスクを下げるんですって。
すごくない?
ビール好きには朗報ですね。

なんで私はこんなにビールが好きになってしまったのか?
自分でもよくわかりません🤔

アルコールで飲むのはビールオンリー。
ワインは勧められたら少し飲む程度。
焼酎、ハイボール等々は美味しさを感じた事がない。
日本酒は、若い時に呑んだらエライ目あってそれ以来ダメ。

Y兄様のお嬢様の健やかな成長を祈りつつ
コエドビールを大切にいただきましょう🍻
はぁ〜 楽しみすぎる🎶















次の書は 杉本苑子の 「散華」なり📕

2024-01-23 05:11:00 | 読書

昨日はセルフヘナをしました。
いつも100g使っていましたが、
髪が長くなってきたので
ちょっと足りないかもと思い、
この日は125g使いました。

全体にたっぷり揉み込み10:30終了。
三時間以上放置します。
頭にホットタオルを巻いて
ヘアキャップをかぶりターバンを巻いて、
お昼ご飯を食べたり本を読んだり。

昨日の私のブログのコメントに、旅の達人
keikoさんが、作家の杉本苑子さんについて触れてくださいました。
keikoさんのブログはこちら↓
我が家にも杉本苑子さんの本があったなーと思い出して、引っ張りだしてきました。

よしよし、ちょうど大河ドラマも紫式部だし、読み直しします。

就寝前の読書は平家物語が終わり、今はこちらを読んでいます↓


平家も紫式部も天皇陛下はたくさん出てきますから、とても参考になるんですよ。
今、92代の伏見天皇まできましたが、
ちょっとお休みして上記の
「散華」
を読む事にしましょ🎶


ー大相撲ー
大の里が幕内勝ち越し第一号です!
すごいな‼️
優勝しちゃったりして?


国技館の外でファンサービスする大のん😄


















新平家 心にきた💓 最終回

2024-01-22 05:48:00 | 読書

吉川英治さんの新・平家物語2周目、七ヶ月ほど前から眠る前にチマチマ読み進めて、やっと終わりました。

私の印象に残ったシーン
最終回です。

平家が滅び、安徳帝の御母君、建礼門院は海に飛び込んだけれども源氏の兵にひきあげられ、助けられました。
子である安徳帝がいないのに生き延びてしまい、自分も後を追いたかった建礼門院の辛さはいかばかりか。

建礼門院の夫君、高倉天皇は早くに亡くなってしまいました。
高倉天皇のお父様、後白河法皇は建礼門院の舅君にあたります。

建礼門院は出家して、大原の寂光院で勤行三昧の日々を過ごしています。
後白河法皇はそんな建礼門院に会いに寂光院を訪れます。

女院(建礼門院)はお留守でした。
法皇様は庵室にあがりお待ちになります。


(人形スペクタクル 平家物語より)

内裏で煌びやかにときめいていらした女院には、あまりに寂しく粗末な生活よと、哀れに思いながら眺めていますと、誰かがじっと見つめている気がされました。
気がつくと、童子の絵がかけられていたのです。
これこそ、源平合戦で海の藻屑と消えられた安徳天皇、ご自分の孫なのです。

法皇様は、平家を倒すように言ったのはご自分である後ろめたさから、孫に対する愛や憐憫の情は湧いてこず、逆に何か背筋へ寒さをお覚えになったらしく、目をそらしてしまいます。

そのうちに女院はお戻りになりました。
女院はびっくりされて、外でへたりこんでしまいますが、法皇の随身に助けられて庵室にあがります。


(人形スペクタクル 平家物語より)

最初はお互い言葉もありませんでしたが、
法皇は近況などを問いかけますと、そのうち女院も少し微笑んでお答えします。

こちらへ来た当座は心細さ、いいようもありませんでしたが、生活するにはいく人かの助けもあり、物欠く事もございません。
今は逆にこの生活が有難いのだとお答えします。

ただ、いつまでも忘れえないのは先帝(安徳)のおいたわしさや、面影ではございますが…

法皇は安徳の話しになると何もおっしゃれなくなります。

法皇は女院に小箱の香木「無憂華」をお渡しになります。
「無憂華」は女院の父、平清盛が愛した香なのです。
女院はその薫を抱きしめると、白いおん頸をふるわせた。そしてついには、耐え難くなられたか、がばと、泣き伏してしまわれた。父の面影の香が、とつぜん、女院を幼な子に引き戻していたのである。


(無憂華をきく二人
   人形スペクタクル 平家物語より)


このシーンが私の琴線にふれまして、ご紹介しました。
無憂華のくだりは吉川英治さんの創作です。

この後女院は亡くなり、古典の平家物語は終わりです。

新・平家物語では源義経のその後や、源頼朝の死を書き上げ、架空の人物である医師の麻鳥一家の大団円で終わります。

ふぅ〜😮‍💨
終わっちゃってなんか淋しい〜😢

何年かしたらまた読み直したい、平安時代末期から鎌倉時代前期の物語でした。

吉川英治さんの、
私本太平記も一度読みました。
これは鎌倉幕府の滅亡から南北朝時代を書いています。
こちらは私には平家物語ほどの楽しさは感じられなかったけど、また二回目を読んだら理解が深まりますので、そのうち読んでみようと思います。