愛詩tel by shig

プロカメラマン、詩人、小説家
shig による
写真、詩、小説、エッセイ、料理、政治、経済etc..

シロアリ駆除剤、床下の防腐剤

2022年11月24日 05時41分23秒 | マスコミが言わない健康情報
09/08/2011


ーーー転載開始ーーー

木造建築が健康にいいという先入観

一般的な住居は、コンクリートの基礎をつくり、その上に土台となる木材を固定し、柱を立ち上げて壁などを張っていく工法が用いられます。
日本の風土には、木造の住宅が多く当たり前につくられています。

この土台や柱となる木材には、建物の荷重がかかるために、湿気で腐ったり、シロアリに食い荒らされたりすると、住宅の寿命は著しく短くなります。

そこで土台や柱に防腐剤やシロアリ駆除剤をしみこませた木材が、当たり前に使用されています。
しかし、こうした薬剤で処理された木材を多用した住宅に、アレルギー性疾患や慢性中毒症状が多く現れることが確認されています。

かつて、シロアリ駆除剤として多用された有機塩素系のディルドリン(強い急性・慢性毒性がああり1981年に使用禁止)、クロルデリン(1986年に使用禁止)にかわって登場した有機リン系のシロアリ駆除剤も、農薬による慢性中毒に似た健康障害を起こすことで大きな問題となっています。
瞳孔が小さくなる縮瞳が有機リン剤の急性中毒の症状ですが、慢性中毒ではじわじわと進行する視力低下のほか、内分泌系の異常により免疫力も低下して、多種多様なアレルギー症状がみられるようになります。

木造住宅が必ずしも健康住宅ではないのです。
土台や柱には防虫効果があって、耐久性に優れた檜やヒバを使い、できるだけ合板も使わないことが望ましいのです。

シロアリ駆除剤とその毒性

系統薬品名毒性
有機塩素系クロピリホス、DEP(トリクロルホン)、ECP(ジクロフェンチオンン)など変異原性、催奇形性。ECPには、ダイオキシンを含有する疑いも。
有機リン系MEP(フェニトロチオン)変異原性
CVMP(テトラクロルビンホス)発ガン性
ホキシム有機リン系の中では比較的低毒性と言われている。
ピレスロイド系アレスリン、ペルメトリン、トラロメトリンなど粘膜刺激作用、呼吸困難、一部には発ガン性
カーバメート系PHC(プロポクスル)など呼吸困難、変異原性、発ガン性の疑いも。

木材防腐剤とその毒性

クレオソート古くから使用されてきたタール系防腐剤ベンゾピレンなどの発ガン物質を含む
ジニトロフェノール写真の現像液にも使用白内障、失明、肝障害など
TBZ
(チアンベンダゾール)
農業用殺菌剤として広く利用肝臓障害、変異原性、催奇形性
ナフテン酸銅殺菌剤として使われたきた有機銅剤銅による金属中毒症状魚類に対しては強毒性。
塩化ベンザルコニウム逆性セッケンとも呼ばれる陽イオン界面活性剤誤飲は非常に危険。微量でも目に入るとアレルギー性結膜炎を発症する。



ーーー転載終了ーーー

 


いいね!と思ったら↓クリックお願いします
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コンビニおでんは8時間以上... | トップ | 癌治療をやればやるほど逆効果 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

マスコミが言わない健康情報」カテゴリの最新記事