秋川牧園のHPより転載
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「なぜ、ガンが多い？」
半分近くの人が ガンにかかる
更新日：2013年05月15日
国等の統計によると癌（ガン）（悪性腫瘍）で亡くなる人は約３割、実質的な癌の有病率は５割近くにも達している由々しい有様です。
一生の中で、癌になるか否か、それは、人生の幸せを支配する大きな課題であることに違いありません。
そしてこの癌の次に多いのが生活習慣病、脳血管疾患や心疾患梗塞等となっており、これは、「食べ方」の問題なのです。
この増え続ける癌の原因については諸説があり、まだその定説がないのが実状で、その要因には多くの複合的なものが重なっているのです。
医学の進歩した現代においても、その治療は手術による切除が主体となっており、早期発見の難しさも相まって、癌は多くの人を短命に終わらせる厄介な病気であることには違いありません。
癌は昔からあったという意見もありますが、50年以上も前の癌は、胃癌くらいがその目立つ存在でした。
現在では、肺癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌、胆嚢癌、脳腫瘍、乳癌、前立腺癌、膀胱癌、腎細胞癌、皮膚癌、舌癌等、口腔癌、白血病、子宮頸癌、子宮内膜癌、精巣腫瘍、悪性リンパ腫、骨軟部腫瘍等、ほぼ体の全身のすべてにわたるという恐ろしいものです。
癌は遺伝子の格闘
癌は異常な遺伝子の増殖であることは、ほぼ、定説になっています。
問題は、なぜ、その異常な遺伝子が増殖したかにあります。
胃の細胞が異常に増殖して大きくなる、肝臓の細胞が異常に増殖して肝臓癌になるということです。
遺伝子には、私たちの体の各部位の形状や大きさ等を決める役割がありますが、その遺伝子に異常が起きて細胞が異常な増殖をする、それが癌の仕組みだと考えています。
細胞の異常増殖、それは遺伝子の変異から始まる、その遺伝子の変異を起こす原因物がある、それを体に入れなければ、この恐ろしい癌にはならないはずです。
その主要な原因物質が化学合成物質、特に化学式に炭素Ｃを含んだ有機化学合成物質である過酸化物質だと考えられています。
ガンの原因は？
医学が進歩した現代においても、癌の早期発見がなかなか難しいもので、やはり、その対策は予防が基本となります。
そこで、治療については、医療の専門の皆様にお任せするとして、食べ物づくりの農業、そして農薬や添加物等の化学合成物、遺伝学、また、食の安心安全に永年携わってきた者として、癌の予防に関する考え方について述べてみたいと思います。
癌の原因の中には、細菌やウイルスに起因するものもあります。
たとえば、1960年代後半から、世界の鶏の６割近くに発症したマレック氏病と言われた鶏のガンがありましした。
原因不明と言われたこの奇病も、その原因がヘルペスウイルスの一種であることがわかり、それは、ワクチンの開発により解決されることとなりました。
このように、一部にはウイルスや、胃がんの一つの原因のピロリ菌のようなものもあります。
しかしながら、人の癌の主要な原因は、体の中に、未知の物質が入ること、つまり、中でも、近代科学のもとに登場した有機化学合成物と癌との関係がとても重要だと思うのです。
私自身は、戦後の貧乏百姓の合間に大学に通ったような ものでしたが、そこで化学を学ぶことができました。
また、現在の秋川牧園を起業する前は、鶏の品種改良に命を懸けた時代があり、世界から輸入された外国鶏に打ちひしがれ、その負債整理に10年以上の青春の時代を捧げるというその苦汁を体験しました。
そこで私は、遺伝子の中身が見える位、遺伝学は夢の中でも離れない縁となったのです。
有機化学物質
それは人類が合成した地球の異物
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有機化学合成の技術が確立し、農薬や食品添加物等が合成して大量生産されるようになったのは20世紀になってからのこと、それまでの人類は、それらの化学物質に出会うことがなかったのです。 これら農薬や添加物等それらの化学物質は、食べ物等を通じて私たちの体に初めて入り、過酸化物質を出して私たちの遺伝子を傷つけ、異常化 した遺伝子が細胞の異常増殖を始めた、それが癌の多発に至る主たる要因だと考えられています。 |
癌に対する最大の予防策は、先ずは、農薬や添加物等、人類が便利さにかまけて造り出した有機化学合成物を、そして、同じく遺伝子を傷つける放射能を体に入れないこと。
健康の幸せはそこから始まると思います。
悪いものは体に入れない、「口に入るものは、間違ってはいけない」です。
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