健康メモより転載
2024.08.19
ーーー転載開始ーーー
動脈硬化 原因 について紹介します。
血液中のコレステロールには、LDL コレステロール と HDL コレステロール があります。
動脈硬化を引き起こすのは LDL コレステロールで、増えすぎると血管壁に入り込んで動脈硬化を進めます。
動脈硬化 原因
高血圧 や 糖尿病 そして 脂質異常症 があると、動脈硬化が進んだり血管が傷つきやすくなります。
なかでも動脈硬化と直接かかわっているのが脂質異常症です。
以前は高脂血症といわれていましたが、コレステロールのなかには高いほうがよいものもあることから、脂質異常症に変更されました。
血液中のコレステロールには、LDL コレステロール と HDL コレステロール があります。
動脈硬化を引き起こすのは LDL コレステロールで、増えすぎると血管壁に入り込んで動脈硬化を進めます。
HDL コレステロールには血管壁に入り込んだ LDL コレステロールを回収する働きがあります。
こうした働きの違いから、LDL コレステロールは悪玉コレステロール LDL コレステロールは 善玉コレステロールと呼ばれています。
LDL コレステロール(悪玉コレステロール) の正常値は140 mg/dl 未満。
これは 1 dl の血液の中にコレステロールが140 mg 未満という意味です。
140 mg/dl 以上あると脂質異常症と診断されます。
HDL コレステロール(善玉コレステロール)が少なすぎるのもよくありません。
140 mg/dl 以上が正常値です( いずれも空腹時採血)。
中性脂肪も血液中の脂質の 1 つで、増えすぎると善玉コレステロールを減らします(150 mg/dl 未満が正常)。
ただし、中性脂肪は前日の食事の影響を受けやすく、食事制限などを守ったうえで空腹時採血をしないと正しい値が出ません。
いずれにしても、脂質で最も危険なのは悪玉コレステロールなので、この値をチェックして、きちんと管理すれば心筋梗塞のリスクを減らすことができます。
動脈硬化 原因 まとめ
動脈硬化は、動脈の内壁に脂肪やコレステロールが蓄積し、血管が硬くなったり狭くなったりする状態です。
これにより、血流が制限され、心臓病や脳卒中などの深刻な疾患のリスクが高まります。
動脈硬化の主な原因には以下のようなものがあります。
- 高コレステロール: LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が血管壁に蓄積し、動脈内にプラーク(脂肪の塊)が形成されます。これが血流を阻害し、動脈硬化を引き起こします。
- 高血圧: 血圧が高いと、血管に対する圧力が増し、血管の内壁が損傷しやすくなります。損傷を修復する過程でプラークが蓄積しやすくなります。
- 喫煙: 喫煙は血管を傷つける原因の一つであり、動脈硬化を進行させるリスクを高めます。また、喫煙は血中のコレステロール値にも悪影響を及ぼします。
- 糖尿病: 糖尿病により血糖値が高い状態が続くと、血管にダメージを与え、動脈硬化を促進します。
- 肥満: 体重が増えると、LDLコレステロールが増加し、動脈硬化のリスクが高まります。また、肥満は高血圧や糖尿病の原因にもなり得ます。
- 不健康な食生活: 飽和脂肪やトランス脂肪を多く含む食事は、コレステロール値を上昇させ、動脈硬化の原因になります。
- 運動不足: 運動不足は、肥満や高血圧、糖尿病のリスクを高め、動脈硬化の原因となります。
- 遺伝的要因: 家族に動脈硬化や心血管疾患の既往歴がある場合、遺伝的にリスクが高まることがあります。
これらの要因が複合的に作用し、動脈硬化のリスクを高めます。
予防のためには、健康的な生活習慣を維持し、定期的な健康チェックを行うことが重要です。
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