のエゾップランド柴田屋さんの過去記事より編集
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タラバガニが届いた
北海道から取り寄せたのだ
姿ではない
甲羅を取り除き、半身を冷凍にしたものだ
生ではなく、ゆでてある
1kg、 6,018 円(税別)。送料1,300円+クール300円
高いと思われるだろうか
でも、結果的には安かったのだ
こんなにおいしいタラバガニ、生まれて初めて食べたのだから
実は、僕は25歳から5年間、最大手旅行会社のプランナーだった
北海道の添乗員付きツアーの企画をメインにやっていた
よく、下見に行った
バス会社さんの若い営業さんが社用車を運転して、全道を案内してくれた
その時、洞爺湖温泉にある、大きな土産店、柴田屋の社長と知り合った(当時は専務だった)
人柄が素晴らしかった
初めて会ったとき、「あれ、この業界にこんな真面目な人、いるんだ」
なあんて、生意気にも思ったものだ
だって、旅行エージェントに過剰な営業をかけ、大型バスで駐車場をいっぱいにし
できるだけ多くの土産を売りつける(聞こえ悪い、反省)ことしか頭にない土産業者が
北海道のほとんどだったから。
僕は下見中、土産店の商品をいつもチェックした
まがいもの、多かったですね
トラピスチヌの丘クッキー(本物はトラピストクッキー)とか・・今あるかどうかわからなけれど・・
六花亭のチョコなど、原価の高いものは、空港の売店でしか見かけなかった
でも、柴田屋には置いてあった
ともかく、柴田屋の社長とは、僕が旅行会社を辞めたあとも交流があった
簡単にいえば、友達になったのだ
仕事でできた知り合いは、やめた時点で関係が切れるものだけれど・・
そうそう、タラバガニだ
送られてきた箱の上に、小さな紙が貼ってあった
お客様へお願い
この度は、「たらば足」をお買い上げいただきましてありがとうございました。
このたらばは、「浜ゆで」したものを冷凍しておりますゆえ
解凍は自然解凍100%が通常の方法ですが
当店では経験上
解凍は→八分目の解凍
にてお願いします。
ー中略ー
「氷を「被膜」として覆うことにより、長期の保存に耐えるようにしているためです。
その下に解説してあるように、ホットプレートで(僕はフライパンで)蒸し焼きにし、ポン酢でいただいた
ホント、涙が出るほどおいしかった
食べてすぐ、柴田社長に電話した
「谷田さん、このタラバはロシア産だけれども、新鮮なうちに浜ゆで、瞬間凍結してあるんだよ
水産加工会社にもランクがあり、札幌の中央卸売市場の仲買いさんに
長年お世話になっていると同時に、絶対の信頼を置いている方から卸してもらっています。」
やっぱりなあ
さすがだなあ
社長のお人柄が、やはり誠実な人(仲買いさん)につながり
商品の品質を長く守り続け
それがお客様に届くんだなあ
それが食べた時の感動につながる
そうして、このタラバはじめ柴田屋さんの商品のリピーターとなり続けるんだ
商いとは
正直であること
裏切らないこと
なにより、こころがあること
それを、ず~っと続けていること
だと思う
柴田社長は僕に時々電話してきてくれる
「お金なんて・・僕はね、谷田さんが健康でいてくれればいいんだよ 」
涙が出る
正直なお土産屋さん、洞爺湖温泉エゾップランド・柴田屋を僕は応援している
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エゾップ物語
イソップ物語を元にリメイク
北海道(昔、蝦夷:エゾと呼ばれた)の鳥や動物たち、自然が主人公の心温まるお話の数々
北海道弁で楽しいです
こんなことにお金をかけるお土産屋さんなんて、ついぞ知らない
柴田社長の優しさが伺えます
お子さんと一緒にどうぞ(大人でも子供心があれば楽しめます)
僕は商売をしたことは無いが
旅行プランナーとして日本中を飛び回り
柴田社長はもちろんのこと多くの経営者の方々と接した中から学んだことがある
エゾップランド柴田屋さんのブログを転載する
「商いは金儲けではない」 と知りました
エゾップランド柴田屋の柴田です。
今日とってもうれしい事がありました。
夜、7時30分頃入ってきたアジア系のお客さんが何やら長いコップが欲しいというゼスチャーです。
紙に書いてもらったら、遠足などで使用するマイボトルポットが欲しいようです。
Taiger cupと書いたのは、タイガー魔法瓶のブランドが欲しかったのでしょうか。
私の決まり文句で、
ホームセンターは、8時までで、隣り町なので、タクシーで10分くらいかかります。
と英語で伝えたのです。
中国から来たお客さんです。
明日そこに行かれる事を薦めました。
でも明日、北京に帰るとの事。
今日が日本最後の夜。
彼は、困った表情になりました。
ここで、私は、ひと奮発。
エーアンドホームセンターの社長に電話して、在庫を確認し、
私のマイカーでつれて行きました。
その間30分間、店は、家内に変わってもらいました。
お客さんは、大喜び。
12本購入して、ホームセンターの社長にも、お客さんにも喜ばれました。
わたしは、この無償の親切を通じて
従来のみやげよりも、このようなメイドインジャパンの
商品にニーズがある事を知りました。
店に帰った後、少々柴田屋のおみやげを購入してくれました。
私にとっても今日は、勉強になりました。
もしかして
本当のメイドインジャパンの商品とは
「親切心」
なのではないか
目の前のお客さんに何かを買ってもらうのではなく
自分が相手の立場なら
こう、してほしいだろうと察し
それを実行すること
これこそ
「商い」の原点で
やがてまわり回って自分にかえってくる
そんなことを私に教えてくれた
素敵な一日でした
中国からのお客様と私です
エゾップランド柴田屋 柴田社長
〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉45
TEL 0142-75-2275 FAX 0142-75-2257
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