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サプリメントの問題点

2022年06月16日 06時00分26秒 | マスコミが言わない健康情報
内海聡FBより転載
2022.03.04


ーーー転載開始ーーー

サプリメントの問題点については

過剰摂取による副作用
過大広告
医薬品との併用による危険性
栄養素の複合性を理解すること
天然抽出か否か

などが挙げられる。
サプリメントはなんでも健康というわけではない。

たとえばビタミンCは水溶性であり過剰摂取しても体外排出されることが多いが、脂溶性ビタミン(A、Dなど)などは体にたまりやすくなる。
以下は医学書にも掲載されている代表的な過剰摂取の問題である。

ビタミンA過剰症:皮膚乾燥、無気力、眼球乾燥、食欲不振、吐き気、脱毛、肝脾腫大、四肢長管骨の有痛性腫脹、頭痛、悪寒、関節痛、口唇炎、等
ビタミンD過剰症:高カルシウム血症、腎障害(多尿)、石灰沈着、悪心、嘔吐、食欲不振、等
ビタミンK過剰症:溶血性貧血、核黄疸、高ビリルビン血症、等

過大広告については、たとえば近頃の健康志向でコラーゲン入りゼリーやアロエ入りヨーグルト、コエンザイムアイスクリームなどが出回っているが、これらの嗜好品はからだにとってあまり役に立たない。

たとえばコラーゲンの場合、コラーゲンはからだに吸収され、一旦アミノ酸に分解され、改めて身体に必要なものに組み立てられるので、コラーゲンになるわけではないということだ。
アロエも食感を楽しむ程度しか入っておらず、コエンザイムに至っては補酵素だけを摂ったからといって意味はない。
しかし人々はそのようなものを食べれば健康になれると勘違いしているようだ。

実は医師として問題にあげられるのが相互作用についてである。
薬とセットで飲むことで相互作用が強まってしまうものがある。
たとえばビタミンEなどはわかりやすいが、血栓防止薬や抗凝固剤等と同時に摂取すると出血傾向がたかまる。
ビタミンDと心臓の薬の併用は不整脈、嘔吐等のリスクを高めるが、実は普通に世の中でまかり通っていることである。
カルシウム剤との併用などもよく見受けられるが、投与しすぎれば危険なことにもなりうることである。

サプリを薬だと考えれば、安易に併用することは悪化を導きかねないと知ることは重要である。

<医者いらずの食べ方より抜粋>

ーーー転載終了ーーー

 


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