「揺れ揺れて」
心の傷は
なおりましたか。
私のところでは
なかなか
なおらないみたいで、
今度
違うところへ行きます。
水辺が
碧く染まって
なんだか
へん。
赤色になるのも
きっと
へん、
でしょうから
碧なら
いいのかな。
土気色した
草たちが
風になびいて、
まだ
冬でもないのに
かわいそう。
さわやかな風に
白い穂が
揺れ揺れて
何とも
心地よさそう。
心の傷が
癒されるのは
いつのことだろう。
あの碧のように
あの赤のように
白い穂が揺れる
ように
私の
心も
揺れ揺れて。
心の傷は
なおりましたか。
私のところでは
なかなか
なおらないみたいで、
今度
違うところへ行きます。
水辺が
碧く染まって
なんだか
へん。
赤色になるのも
きっと
へん、
でしょうから
碧なら
いいのかな。
土気色した
草たちが
風になびいて、
まだ
冬でもないのに
かわいそう。
さわやかな風に
白い穂が
揺れ揺れて
何とも
心地よさそう。
心の傷が
癒されるのは
いつのことだろう。
あの碧のように
あの赤のように
白い穂が揺れる
ように
私の
心も
揺れ揺れて。