11/26付東京新聞一面に、早稲田大学の日野教授が先の衆議院選挙前日に行った意識調査を報じていた。
これは、インターネットで4,844人を対象に行った調査だが、ある意味で重要な結果を示している。
それによると、安倍・菅政権を「よくやってきた」「まあよくやってきた」を合わせると57.1%もいた。
半数以上が安倍・菅政治を容認していたのだ。
何とも驚く数字である。
さらに同調査は追い打ちをかけるように悲観的なデータも示していた。
安倍・菅政権を評価しないと回答した人たちのうち、立民に投票するとした人は17.4%、
維新11.2%、自民7.4%、共産6.3%、国民4.9%、れいわ4.6%、社民0.7%だった。
安倍・菅政治を評価しなくても自民党には入れるという人がこんなにもいたのだ・・・。
そして、批判派の2番手は、何と維新なのだ⁉
野党共闘を組んだ4党を全て併せても29%にしかならない。
そして、実際に翌日行われた選挙はまさにそれを表すような結果となった。
自公政権への批判票も立憲民主党を中心とする野党共闘の方へは全てが流れず、維新という自民補完勢力にかなりの数が流れたと考えられる。
そして今、岸田内閣が新たにスタートした。
憲法改正には慎重な姿勢を示してきた宏池会の系譜にある岸田氏だが、保守本流というプライドは捨てたのか、安倍・菅政治の延長線とも言える改憲路線を進みつつある。
主権者の目先を変える意図があるのか、「新しい資本主義」なる文言をキャッチフレーズに経済の立て直しに向かうかの様相を示している。
こうした状況をふまえ、私たち「船橋・憲法を生かす会」では市民公開講座を企画しました。
今、社会は経済は、いや資本主義はどういう方向へ進もうとしているのか、そもそも資本主義で良いのか…。
「脱成長」「脱資本主義」「コモンの再生」等を提言する経済思想家、斎藤幸平さんの著書『人新生の資本論』をも素材にしつつ学んでいきたいと思います。
今回の選挙結果に満足できない人はもちろん、今の政治はどう変わるべきか、これからの社会はどうあるべきかを考える皆さんの参加を求めます。
講師は船橋・憲法を生かす会のメンバーでもある吉沢弘志さんです。
この市民公開講座は第1回目ですが、これから継続していく予定です。
<船橋・憲法を生かす会>
これは、インターネットで4,844人を対象に行った調査だが、ある意味で重要な結果を示している。
それによると、安倍・菅政権を「よくやってきた」「まあよくやってきた」を合わせると57.1%もいた。
半数以上が安倍・菅政治を容認していたのだ。
何とも驚く数字である。
さらに同調査は追い打ちをかけるように悲観的なデータも示していた。
安倍・菅政権を評価しないと回答した人たちのうち、立民に投票するとした人は17.4%、
維新11.2%、自民7.4%、共産6.3%、国民4.9%、れいわ4.6%、社民0.7%だった。
安倍・菅政治を評価しなくても自民党には入れるという人がこんなにもいたのだ・・・。
そして、批判派の2番手は、何と維新なのだ⁉
野党共闘を組んだ4党を全て併せても29%にしかならない。
そして、実際に翌日行われた選挙はまさにそれを表すような結果となった。
自公政権への批判票も立憲民主党を中心とする野党共闘の方へは全てが流れず、維新という自民補完勢力にかなりの数が流れたと考えられる。
そして今、岸田内閣が新たにスタートした。
憲法改正には慎重な姿勢を示してきた宏池会の系譜にある岸田氏だが、保守本流というプライドは捨てたのか、安倍・菅政治の延長線とも言える改憲路線を進みつつある。
主権者の目先を変える意図があるのか、「新しい資本主義」なる文言をキャッチフレーズに経済の立て直しに向かうかの様相を示している。
こうした状況をふまえ、私たち「船橋・憲法を生かす会」では市民公開講座を企画しました。
今、社会は経済は、いや資本主義はどういう方向へ進もうとしているのか、そもそも資本主義で良いのか…。
「脱成長」「脱資本主義」「コモンの再生」等を提言する経済思想家、斎藤幸平さんの著書『人新生の資本論』をも素材にしつつ学んでいきたいと思います。
今回の選挙結果に満足できない人はもちろん、今の政治はどう変わるべきか、これからの社会はどうあるべきかを考える皆さんの参加を求めます。
講師は船橋・憲法を生かす会のメンバーでもある吉沢弘志さんです。
この市民公開講座は第1回目ですが、これから継続していく予定です。
<船橋・憲法を生かす会>