辺 蟲 憐 寺 境 内

Hemulenji precinct yard

御寂山辺蟲憐寺々領林
昆虫相他備忘録

細羽尖枝尺

2025-03-14 19:45:59 | ZU・I・SO 

250314 午前中 ツルウメモドキの苗を探して 小平市を散歩。

苗となると ニシキギ・コマユミは見つけ易いのだが…。

おそらくこれと思われる株を 近くの公園にあったツルマサキのネームプレートを借景として。

途中 先日カバシタムクゲエダシャクへ同行させて頂いた知人より 現地での野外母蛾の産卵シーンが送られてきた。

以心伝心…威信電信?。

 

梅もどきひそかなる実のこぼれけり  種田山頭火

 

ホソバトガリエダシャク

派手目な個体を撮っておいた。


樺下尨毛枝尺

2025-03-11 04:05:33 | ZU・I・SO 

250310 カバシタムクゲエダシャクに会いに 山梨県釜無川へ行く。

快晴で気持ちの良い日になった。

コーリングする♀

 

フェロモンに誘引された♂

 

交尾

 

文末ながら 同行の諸兄に深謝したい。

 

木の芽や草の芽やこれからである  種田山頭火

 


広羽冬枝尺

2025-03-07 17:12:27 | ZU・I・SO 

250307 やっと晴れたので 超貧果が予想されるも 小平市へ散歩に出る。

風 つよっ! さむっ! ほぼ何もいない…後悔。

ヒロバフユエダシャク

 

ホソバトガリエダシャク

春だな~。

余りにも何もいないので コマユミ・ニシキギ・ツルウメモドキの所在をチェック。

コマユミ・ニシキギの苗や ツルウメモドキの種をゲットして 取り敢えずの準備めいた事でお茶を濁すが…はて?。

 

晴れて風ふく春がやつてきた風で  種田山頭火

 


縁黒棘枝尺

2025-02-28 15:56:53 | ZU・I・SO 

250228 フチグロトゲエダシャクに会いに こごみペア降臨予告を受け 国立市へ馳せ参じる。

思えば去年の私の野外母蛾提供から まわりまわって f1 のルアーをデップリ タップリと育てあげ 持参された。

超貧果の今季は特にその威力を見せつけられ ルッキングの辛さを思い知らされる。

因みにこのルアーの親蛾は ↓ これらだ。

文末ながら 同行のマイペア・Papilio 各位にも 私のバカッ話に付き合って頂き 感謝申し上げる。

 

春が来たいちはやく虫がやつて来た  種田山頭火

 


鎌切体色考

2025-02-27 20:22:22 | ZU・I・SO 

250118 ヒナカマキリ中間色型?としてアップした個体の型について 知人より質問を受けたが 何しろ見た本種の個体数が少なく 加えてカマキリの体色の発現メカニズムを把握していない。

体色決定の要因は 大きくは環境とされ 雌雄差や 各種似たパターンに型が集約される事などから 遺伝起因も疑う余地は無いので 他種から推察した私感を述べる事しかできないのが現状だ。

例えばオオカマキリ褐色型とヒメカマキリ褐色型(ノーマル)は同じパターンだ。

そもそも褐色型しかいないはずの ヒナカマキリ緑色型を発見した事にこの話は始まる。

上記個体と同系の色彩を持ち 緑色味がほぼ無く 紫色っぽく見える明るい個体をヒナカマキリ中間色型?とした。

これまでのヒナカマキリ褐色型(ノーマル)とは色味が違う。

ヒナカマキリ褐色型には濃い淡いがあるので 淡い明るい褐色型が中間色型と言えるのかもしれないが 発現の少ないハラビロカマキリ中間色型を細部まで見ると 上記ヒナカマキリ中間色型?と似た配色をしており 全体に淡い紫色に見えるので 今の所この型にヒナカマキリ中間色型?を代入している。

また いないとされるヒナカマキリ緑色型ほどではないが コカマキリ緑色型も少ない。

コカマキリ褐色型にも濃い淡いがあり ヒナカマキリ褐色型と同様だ。

ヒナカマキリとコカマキリが同様なバリエーションを持つとすれば コカマキリにも淡い紫色の型があってしかりだ。

また コカマキリ緑色型と同様なヒナカマキリ緑色型がいるとすれば 今回のヒナカマキリ緑色型は ヒナカマキリ中間色型として集約される事になろう。

そうなるとオオカマキリ中間色型のバリエーションが多い事にも似る。

話の方向性はやや違うが 下の個体をヒメカマキリ中間色型と言って良いものか否か 前脚が緑色の個体だ。

この事もオオカマキリ中間色型の多いバリエーションに似ていなくもない。

また 参考にしたいヒメカマキリ緑色型の画像はまず見ないので ノーマルの緑色部の色で全体が覆われた下記個体を 緑色型としてアップしているのだが 全体にくすんでおり 上記個体の緑色部ほどの彩度がない。

今回のヒナカマキリ緑色型同様 中間色型として集約されるべきなのだろうか?。

通して どうやらカマキリ体色のラビリンスに入ってしまった様だ。

単にパターンに代入せず 種ごとに見ろと言う事か?。

諸兄のアドバイスを乞いたいところだ。

 

宿までかまきりついてきたか   種田山頭火

 


縁黒棘枝尺

2025-02-26 20:36:33 | ZU・I・SO 

250226 フチグロトゲエダシャクに会いに 国立市を散歩。

見慣れてきた♀を察知した時の♂の飛翔を見つけた常連さんと一緒に 交尾までを見させて頂いたが 他には見つからなかった。

前々回よりは個体数が多かったのだが…。

過去画像でもアップしておこう。

 

「道のニックネームサイン」

 

また一日がをはるとしてすこし夕焼けて  種田山頭火

 


黒点冬尺

2025-02-24 16:08:20 | ZU・I・SO 

250224 午前中 小平市を散歩。

会えたのは常連のみ…寒い。

クロテンフユシャク

 

クロバネフユシャク

 

クロテンフユシャク

 

なんぼう考へてもおんなじことの落葉ふみあるく  種田山頭火

 


縁黒棘枝尺

2025-02-22 08:09:34 | ZU・I・SO 

250221 フチグロトゲエダシャクに会いに国立市を散歩。

温度が低すぎた様だ。

1頭も見ず。

前回の画像でもアップしておこう。

 

オオカマキリ卵鞘

 

産んだまま死んでゐるかよかまきりよ  種田山頭火

 


広羽冬枝尺

2025-02-20 16:54:07 | ZU・I・SO 

250220 午前中 小平市を散歩。

ヒロバフユエダシャクがいた程度。

 

常連の Inurois sp.♀は毎度散見するのだが 同定の壁から 交尾態のみ撮って帰る事が多い。

それを重ねる内に っぽい ぐらいはわかる様になってきた。

出現期 色形大小 場所…。

中でもウスモンフユシャクはウスバフユシャク・クロテンフユシャクに比べると 

小型で濃色 微妙に違う様に見えるが…。↓

 

やつぱり一人はさみしい枯草  種田山頭火

 


縁黒棘枝尺

2025-02-17 20:36:41 | ZU・I・SO 

250217 フチグロトゲエダシャクに会いに国立市を散歩。

この土日で綺麗にさらわれたのか やや遅めに翔び始め 新鮮個体ばかりだった。

これでやっと今季の画像を得た。

 

 

ふりかへる枯野ぼうぼううごくものなく  種田山頭火

 

 


白斑冬枝尺

2025-02-15 16:03:09 | ZU・I・SO 

250215 お昼前後 カミ様を駅に送るついでに小平市へ。

シロフフユエダシャクのやや面白い色形の個体がいた。

 

ヒロバフユエダシャク

 

ウスバフユシャク

 

ここにかうしてわたしをおいてゐる冬夜  種田山頭火

 


縁黒棘枝尺

2025-02-14 18:20:33 | ZU・I・SO 

250214 フチグロトゲエダシャクの様子見で国立市へ。

見たのは三頭か…。w

 

どうしようもないわたしが歩いてゐる  種田山頭火

 

画像をゲットできていないので ちょうど一年前の今日の画像を貼っておこう。

今年は遅れている様だ。

 


黒点冬尺

2025-02-12 10:04:48 | ZU・I・SO 

250212 数日前 フチグロトゲエダシャクの様子見に 国立市に行くかもしれないとの tk.6635 氏の連絡があったので 私も覗きに行ってみた。

先着の氏には会ったが 低温強風に1頭しか見ていないとの事。

暫くは共に様子見をしていたが とうとう痺れが切れて 今期のフユシャクは不作なれど 連立って小平市へ転戦。

常連の普通種を撮ってお茶を濁した。

 

風が出てきて冬が逃げる雲の一ひら二ひら  種田山頭火

 

クロテンフユシャク

 

クロバネフユシャク

 

シロフフユエダシャク

 

ウスベニスジナミシャク

 


薄紋冬尺

2025-02-06 17:29:37 | ZU・I・SO 

250206 午前中 小平市を散歩。

ウスモンフユシャクが出ていた。

 

クロテンフユシャク

 

Inurois sp.

 

かうしてこのまゝ死ぬることの、日がさしてきた  種田山頭火

 


黒点冬尺

2025-02-04 20:18:33 | ZU・I・SO 

250204 午前中 小平市を散歩。

クロテンフユシャクが出ていた。

 

シロフフユエダシャク

 

クロバネフユシャク

 

Inurois sp.

 

冬空の、この道のどこへ、あるく  種田山頭火