240808 午前中 八王子市を散歩。
ツマグロキチョウ1化の母蝶採卵から屋外飼育をして 2化の発生期を知る事ができたが それをスケールにした3化の発生期予測から 多くの個体に会う事ができた。
河原どころではなく カワラケツメイの無い河川敷 はたまた堤防の車道にさえ翔んでいた。
1化時では丹念に探さないと見つからなかった食草も 見つかる本数が増えた2化時を経て 3化時は探さなくとも目に入るほどに伸長していた。
越冬個体は 我々には見えないほどの発芽直後の食草への産卵を強いられるのであろうから 1化の成長の大変さは如何許りであろうか?。
化数を経るに従って個体数が増しているのは明らかで 食草の状態に比例しているものと推察する。
交尾シーンに会う事ができた。
この種に限らず 開翅して腹部を持ち上げる♀の拒否行動の姿勢が理解できる。
産卵する個体が多く見られた。
やや日陰の低目の新葉を選択しており この個体の上の葉表主脈にも卵が確認できる。
卵は多数確認できた。
まだ幼虫も確認できた。
越冬個体の産卵時期のバラつきが平行移動しているのであろう。
後翅表の黒鱗が発達して 閉翅しているとキタキチョウの「ワカメちゃんカット」に見えなくもないが サイズなどが全く違うし この暑い時季 殆どのキタキチョウは翔んでいないので まず見紛う事は無い。
日ざかり黄色い蝶 種田山頭火