山の風、海の風に誘われて・・。 -Since 2006.6.13-

自然の風が好きな「ささやん」です。

爽やかな風にのって、これから
健康で、楽しく過せますように・・・。

団塊世代の影響

2007年02月01日 | 団塊世代

団塊の世代(1,947年~1,949年生)の人数

実に690万人。総人口に占める割合は5.4%

この団塊世代が、2007年から一斉に定年退職を向かえる。

その影響は、

(消費の拡大)
 
退職した団塊世代が一躍「消費の主役」となり、
 
日本経済の活性化に弾みがつく筈、との期待が高まっている。
 総額80兆円といわれる退職金は、まさに垂涎の的。
 マンション、高級車、国内外の旅行に投資など、さまざまな
 分野で商機獲得を目指す企業があの手この手を用意し、
 待ち構えている。

 でも、私は、

 今迄に退職されて、
  優雅な生活を楽しんでおられる諸先輩方とは違って、

 
この団塊世代はそんな消費に

 踊らされないのでは・・・。と、思う。


 この世代は、ベビーの時から幼稚園、小学校、中学校、
 高校、予備校、大学、就職、結婚、とスシヅメ状態であった。
  これから、老後、葬式まで、一生スシヅメが続く。
 「ゆりかごから、墓場まで・・。」(スシヅメ)
 
この世代が、言われ続けられてきた言葉である。


 少々、まとまった退職金が入ったからといって、
 大胆に消費は出来ない筈。


 老人施設にも、多分入れないだろう事は、覚悟しているし。
 介護保険、年金制度に頼る訳にはいかないであろう事も
 予想される。
 自分の老後は自分で守るしかない。

 自分で考えて、それなりに楽しく、

 生きる事を考えないと・・・・。
 

 退職金は、使ってしまったわ・・。

 子どもの世話にはなれないわ・・・・・。

 国の社会保障制度の世話にもなれないわ・・・・・・・。

 不健康で、惨めな老後だけは、送りたくないものだ。
 

 

 

 


定年退職後の居場所

2007年02月01日 | 団塊世代

定年退職して

「何をすればいのか」と途方に暮れ、

うつ状態に陥る人もいるそうだ。

又、今迄、家に居なかったのに、退職後ずーと在宅し、

一日リビングに居る夫に対し、

ストレスを感じる専業主婦もいるそうだ。

職場を離れた後は、しばらくはゆっくりして、

すぐに生きがいを見い出せない人々の思いもある。

今迄、40年近く、仕事にやりがい・生きがいを求めてきた

団塊世代には、地域や家庭に入って、急に、新たなスタートは

歩み出せないものだ。

どこにも居場所が無いことに気がつく。(リビングにも・・) 

名刺も只の紙切れになってしまった。

 

それを防ぐには、在職中からの、準備運動が必要である。

退職後の自分の(極力自分達夫婦の)居場所を、

準備しておくのだ。

老後、夫が居る事により、妻の寿命が半減するそうだ。

ということは、夫が居なけりゃ、妻が倍長生きする。

そういえば、長寿のおばあさんは、皆、後家さん。

(妻が居なければ、夫の寿命が半減するのに・・。男やもめは、皆、早死。)

そんな事にならないように、お互いに、

邪魔をしない適度な居場所を準備したいものだ。

「自然」「楽しみ」「友だち」「健康」で、共通の居場所があれば、

それでいい。

お金はたくさんなくとも、「生きがいを求めて」楽しく過せる筈。

身体を使い、極力自分でなんでもする。

そんな、ライフプランが私のセカンドライフの目標!

それも、いよいよ、あと、1年!