テレビ番組の中で、おバカさんタレントとして、頭が悪いのを売り物としてるタレントがいる。クイズ番組なんぞに出演してゝ、トンチンカンに答えたりして、笑いを誘う。ところが、歌を歌うときなんぞ、なかなかのものであり、ほんとにおバカさんなのか、不思議に思うこともある。ほんとは頭が良いのに、頭が悪いふりをして、人気取りを狙ってるのかも知れないと思ったりする。彼らの世界では、テレビに出るか出ないかで、ギャラや人気の度合いに大きな差がつくだろうし、そうなると、バカと言われようが、何と言われようと、まずはテレビに出ることが先決問題であろう。
私の様に、下らない番組だと思いながら見てる視聴者もいるわけだから、そこの所が、番組制作者とすれば思う壺なのかも知れない。
先日、衆議院と参議院の国会討論をNHKテレビで中継放送してた。野党議員の質問内容や、与党議員の返答内容を聞いてると、おバカさんタレントと大差が無いように聞こえてきた。もし国会議員を辞職しても、おバカさんタレントへの道筋が約束されてるような気がする。
テレビに映し出された国会議員の皆様、悪く思わないでください。