2年ぶりに初戦突破を果たした42歳のクルム伊達公子 Photo: EPAより
tennis365.net 6月25日(火)21時1分配信
【速報】クルム伊達が2年ぶりの初戦突破、18歳若手を撃破<ウィンブルドン>
テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は25日、女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)が予選から勝ち上がった18歳のC・ビットヘフト(ドイツ)を6-0, 6-2のストレートで下し、2年ぶりとなる2回戦進出を決めた。また現役復帰後としては、ウィンブルドンで2度目の初戦突破となった。
クルム伊達のウィンブルドン自己最高記録は1996年のベスト4進出で、その時は準決勝でS・グラフ(ドイツ)にフルセットで敗れた。
42歳のクルム伊達は、今年の全豪オープン1回戦でN・ペトロワ(ロシア)をストレートで下し、オープン化以降最年長勝利記録更新した。さらに2回戦ではS・ペア(イスラエル)に勝利し、全豪オープンシングルスで1995年以来18年ぶりとなる3回戦進出を果たす活躍をみせた。
勝利したクルム伊達は2回戦で、第28シードのT・パスゼック(オーストリア)とA・カダントゥ(ルーマニア)の勝者と対戦する。
その他の日本勢では、森田あゆみ(日本)が1回戦でM・イラコビッチ(ニュージーランド)と対戦する。土居美咲(日本)は初戦でS・ソレル=エスピノーサ(スペイン)に逆転で敗れ、初戦で姿を消した。
今大会でクルム伊達はA・パーラ=サントンハ(スペイン)とのダブルスにも出場し、1回戦でC・マーケイル(アメリカ)/ パスゼック組と対戦する。クルム伊達とパーラ=サントンハは今年の全豪オープンでもペアを組み、2回戦で昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・フラデカ(チェコ共和国)組を下す金星をあげた。
※ジジイのたわごと
写真だけ見ると、顔は、鬼の形相だし、腕は隆々とした筋肉だし、男女の区別が出来ない。見出しが「クルム伊達」となってたから、女性だと分かったようなものだ。
親子ほどの年齢差がある相手の18歳は、クルム伊達の気迫に圧倒されて、負けたのかもしれない。クルム伊達の気合勝ちと云ったところであろう。