スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

身近な花の勉強・初級者用 ⑩ (加筆あり)

2007-05-05 17:00:45 | 趣味
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1枚目: ハハコグサ(キク科/ハハコグサ属)母子草と書く。
葉や茎が暖かそうな毛で被われていることからその名が付いたらしい。
つまり母が子を暖かく包むような感じがあるのだろう。
春の七草の一つでゴギョウ(御形)と呼ぶことがある。
私は全く知識が無かったのだけれど、ネット上に面白い話が出ていた。
何処だったか出典がわからなくなったから、要約するとこうなる。
かつては、草餅に用いられていた草であったが、
「母と子を臼と杵でつくのは縁起が良くない」とされて、
平安時代頃から、ヨモギが使われるようになったとあった。
花の名前の自信度: 80%
学名: gnaphalium affina

2枚目: ツリガネズイセン(ユリ科/ツルボ属)釣鐘水仙とかく。
釣鐘状の水仙との意味であろうが、水仙はヒガンバナ科だから、
命名のいわれがちょっとわかりません。
ヨーロッパの針葉樹林に原生する植物。
2,30㎝の花茎がスラリと伸びて、先端に10個ほどの花を付けていた。
今日撮影した沢山の花の中で最も気に入った花です。
スコップがあれば、掘り起こしてきたかも知れない。
花の名前の自信度: 60%
学名: Scilla campanulata

3枚目: オダマキ(キンポウゲ科/オダマキ属)苧環と書く。
苧環はどうみても、その発音はオダマでしょう。
それがオダマキとなる。今日一番の難問だ。
よくよく調べると、紡いだ麻糸を中が空洞になるように、
つまりトイレットペーパーを想像して、巻き付けたものを苧環(おだまき)と呼ぶのだと
広辞苑には書いてあった。
超初心者の言うことだから、そのままを信じないで、ご自分でもお調べ下さい。
つまり、その元来の苧環に似ているから、その名が付いたのでしょう。
花の名の自信度: 60%
学名: Aquilegia flabellata
追伸:花ぐるまさんが2枚目の写真はシラー・カンパニュラータに似ている
とのコメントがありました。
続いて横浜のおーちゃんから
「シラーヒスパニカもカンパニュラータも同じものではありませんか」
とのコメントを頂きました。今夜はもう遅い時間なので、明日、
ゆっくりと調べますので、お待ち下さい。

結論:ヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)も、
シラー・カンパニュラータ(Scilla campanulata)も共に学名で、
後者の方が一般的だそうです。
英名は、スパニッシュ ブルーベル(Spanish blue bell)です。
同一の花に色々な名称があって混乱しましたが、このコーナーには
学名はあまり必要としません。
つまり現時点で、私のレベルでは学名まで覚える必要はないと思うからです。
正直に話せば、和名を覚えるだけで精一杯なのです。
ですから、最初に掲載した「ツリガネズイセン」と決定します。





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13 コメント

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ハハコグサ (torara)
2007-05-05 17:48:42
こんにちわ

道端に咲いているハハコグサ
poloさんのカメラに写されるとなんと美しいのでしょう
目線を変えると何でも新鮮で
驚きがありますね
写真の素晴らしさは云わずもがなです

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もう殆ど花博士 (花ぐるま)
2007-05-05 18:05:20
となっていらっしゃるpoloさん。
1番植えのハハコグサは家でも見つけるとすぐに抜かれる可哀想な花。
写真がとても綺麗に撮れてますね。
2番目のツリガネズイセンは家にあるシラーカンパニュラータと良く似ていて同じなのかもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/gooflower/e/10851e324572a402d06499eb2c9b1d00
3番目のオダマキはもう間違いなしです。
他の花と違った形をしていて本当に美しいですね。
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美しい・・・ (あまもり)
2007-05-05 18:22:41
この花たちは見た目も華やかですが、(ハハコグサはちょっと控えめかな)poloさんの腕にかかるともうスターですね。
オダマキはどの種類を見ても私には妖精の帽子に見えます。
オダマキとの最初の出会いはカナダオダマキだったので余計そう思えるのかもしれません。

poloさんは花の検索が優秀ですね。
私は、2年前ブログを始めたばかりの頃は片っ端から写真を撮ってはブロガーさんに聞きまくり(?)でした。その内にサムネイルのある検索サイトを見つけて自分でも探すようになりましたが、これがまたしんどかった。
目はしょぼしょぼしてくるし、探しても探しても見つからなからず、ようやく名前が解ったと思ったら間違っていたりと。いまだにその繰り返しです。
でも、正解を見つけた時の喜びも陪乗ですよね。やめられない。
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toraraさん、こんばんは (polo181)
2007-05-05 20:05:11
コメントを有難う。ハハコグサも私にとっては初めての花なのです。どこにでもある雑草だそうですが、これにも私の目は向けていなかったのです。お恥ずかしい次第です。写真を誉めて下さって、とても嬉しいです。ハハコグサの命名の由来を調べて、またそれにまつわるお昔話などを知って、いよいよ印象が深くなりました。もう絶対に忘れないと思います。一つ、ゲットです。笑
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2007-05-05 20:26:00
コメントを有難う。やっぱり、引き抜いて捨てられる花なのですね。今日、午前中歩き回って、これも私の目を引いた花の一つです。シラーカンパニュラータはツリガネズイセンにとてもよく似ています。でも、ちょっと違うようですので、下の全体像をご覧下さい。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e2/ce9452a06676828c040e3bbb386c7a48.jpg
私の方が間違っていれば訂正しなければなりません。
八ヶ岳の山荘には、ミヤマオダマキが沢山顔をだすのだけれど、いつも草刈り機で刈り取ってしまいます。今年は、大切な高山植物は全部残そうと思っています。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2007-05-05 20:40:25
コメントを有難う。ハハコグサは、目立たない存在だけれど、その名の由来から、考えさせられるものがあります。しかも食用になるとなれば、さらに”敬意”を示したい。
本当ですね、オダマキはたしかに森の妖精の帽子のように見えます。いろいろな部屋で、オダマキを見せてもらいました。でも、実物を見るのは初めてでした。山荘の周囲で咲くミヤマオダマキはちょっと地味な感じです。
以前、引退したときに、シルバーの植物クラブに入らないかとのお誘いがありました。当時は歯牙にもかけず、お断りしたのでした。大学の先生が主宰をつとめる、しっかりしたグループでした。いま思えば、愚かだったなぁと思います。
まだまだ、名前の分からない花がPCの裏で眠っています。表舞台に出そうと努力をします。
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こんばんは (横浜のおーちゃん)
2007-05-05 22:04:35
ハハコグサがとても綺麗に撮れていますね。
ツリガネズイセンの英名・学名はいろいろあるようで、シラーヒスパニカもカンパニュラータも同じものではありませんか。http://futarinoyakata.web.infoseek.co.jp/gardening-scilla.html
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母子草 (紫陽花)
2007-05-05 22:36:14
面白いですよね、母子草は黄色で地味ですね。
父子草はきれいなピンク可愛い花です。
後日しますね。見に来てください。
オダマキ、ツリガネソウ、両方とも素敵に
掘り起こしたい気持ちよ~~~く分かります。
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横浜のおーちゃん、こんばんは (polo181)
2007-05-05 22:47:12
コメントを有難う。頂いた、URLで詳しく眺めました。色は色々あるようですが、名前としては、花ぐるまさんの仰る、シラー・カンパニュラータがそもそもの名前であって、私が掲載したツリガネズイセンと同一のものだと分かりました。急いで、花ぐるまさんの部屋に行って、その旨伝えて、お詫びしてきます。ご指摘を有難う。
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紫陽花さん、こんばんは (polo181)
2007-05-05 23:13:04
コメントを有難う。チチコグサをネットで調べましたが、色があまりはっきりしなくて、見ることができませんでした。是非、アップして見せてください。お願いします。ハハハ、夜陰に紛れて引っこ抜いてくるかなぁ。色が綺麗で、丈夫そうな植物でした。
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