スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

身近な花の勉強・初級者用⑤

2007-04-13 16:00:19 | 趣味
<>
1枚目: オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)大犬のふぐりと書きます。
名前の由来は、花の後に付く種がふぐりに似ているからだそうです。
今まさに春たけなわ。野原に出てみると、圧倒的にこの花が多い。
続いて、みなさんのご記憶にありますでしょうか、我が世の春と
謳歌しているのは、ヒメオドリコソウ、タンポポ、カキドウシ、カラスノエンドウなどです。
いずれ、機械で刈り取られる運命にある雑草達ですが、いずれも私の大好きな花です。
学名:Veronica persica

2枚目: ヘビイチゴ(バラ科)蛇苺と書きます。
ヤブヘビイチゴと区別するのが非常に難しい。
私はヘビイチゴだと判断しましたが、興味をお持ちの方はこちらをご覧下さい。
このような毒々しい名前を付けられているが、毒はない。
果実を食べてもいい。ただ何の味も無く美味しくないそうです。
命名のいわれは色々あって、「こんなに美味しくない苺なら、蛇にでも食わせろ」
とか、「これを食べに集まる小動物を蛇が狙う」からだとか諸説あるそうです。
学名: Duchesnea chryantha

3枚目: カタバミ(カタバミ科) 片喰と書く。
和名の由来は、不明。
どこにでもある雑草で、大変な嫌われ者らしい。
こんな綺麗な”顔”をして、芝生などに侵入したら退治するのが大変らしい。
知らなかったのはpoloばかりだ。
槍のような実を付けて、触れると種を勢いよくはじき飛ばすそうだ。
学名: Oxalis corniculata

下↓がどうしても名前の分からなかった花です。
大きさは5~8mm  日当たりのよい斜面。色は写真の通りです。



最新の画像もっと見る

17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
serenaさん、こんにちは (polo181)
2007-04-14 16:24:09
コメントを有難う。芹葉・飛燕草と区切って覚えれば、覚えやすいのではありませんか。ブログ仲間の人たちは植物について相当な知識がおありだから、すぐに問題を解決してくれます。有り難いと思っています。でも、教えて貰ってばかりいると、自分の勉強にはならないので、最小限に留めるべきだと思っています。忘れるのは多分私の方が早いと思いますよ。詳細を書き込んだ観察記録帳をはやくつくらないといけないと思いつつ、毎日のアップにアップアップしています。
返信する
初めて聞く名前、 (serena)
2007-04-14 05:46:29
見るのも初めてですが、セリバヒエンソウ、これだけみんなで繰り返し書いていたらおぼえない方がおかしい???
でも、ブログは良いですねェ。知らないと言えばすぐ誰かが答えてくれる。poloさんのお陰で私も大分勉強しましたよ。忘れたらここに戻ればいいという場所もあるし。。。
多分ショッチュウ戻っている?
返信する
スイポテさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 21:45:14
コメントを有難う。よく見に来てくれました。今日の昼間、1時間以上あれやこれやと探したけれど、名前が見付からなかった。今では、皆さんのお陰でこれがセリバヒエンソウだと分かりました。
そうでしたか、すでにそれらしいものを発見でしたか。背丈の高い雑草に覆われるようにして咲いていますから、ゆっくり歩いて探すと良いですよ。
あれまぁ、あの小さくて白いのがハコベでしたか。ちっとも知らなかった。一挙両得でした。
返信する
ラベンダーKさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 21:38:19
コメントを有難う。ああ、そうですね。小さな花をクローズアップして撮影すると、ちょっと分かりづらいですよね。たまたま、ネットでこのような撮影法を見たので、真似てみました。野草でも、茎の長いのがありますね。その場合の比較法を考え中です。
指で示す方法もいいかも知れません。
私が見たセリバヒエンソウは背丈が7~8センチです。ですから、野原をよ~く見れば見付かることでしょう。
返信する
お花の勉強 (スイポテ)
2007-04-13 21:33:34
お花の写真が綺麗なのでまたまた見に来ました。
「セリバヒエンソウ」知りませんでした。
でも・・・ひょっとしたら・・・この間魚釣りしたせせらぎ公園に薄紫の花が咲いていたの、葉っぱが芹にに似ていたのであれがそうかも!!今度確かめてきます。
オオイヌノフグリの中にちょこんとひとつハコベの花が咲いているのが可愛らしいです。
返信する
おみやさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 21:30:46
コメントを有難う。仰るとおり、野花の同定はとても厄介な仕事です。覚えてしまえば簡単なのでしょうが、自分にとって未知なるものは、きわめて難しい。
教えて頂いた、このセリバヒエンソウも私のコレクションに入れて、しっかり覚えることにします。
「キジムシロ」と「ミツバツチグリ」?これは、全く耳にしたことのない植物です。おみやさんほどの人が同定に悩むのだから、私など、ちょっとそのあたりは敬遠します。
返信する
SUBさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 21:21:17
コメントを有難う。いやぁ、勉強を始めたばかりですから、全くの初級者ですよ。それに、これらの花の名前を記憶に留めるのが大変な作業になります。人間、最初に固有名詞を忘れるといいますからね。観察ノートを付くって、スケッチも載せないとだめでしょうね。がんばります。
返信する
花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 21:17:11
コメントを有難う。私は何も知らなかったけれど、カタバミには往生するらしい。根こそぎ引き抜いても、種を飛ばしてあちらこちらから生えてくるらしい。ちょっと困りものですね。
オオイヌノフグリは、ここのところの雨で、急に増えてきました。そればかりか、光沢が出て色も鮮やかになってきました。
ヘビイチゴは毒はないけれど、まったく味のないものだそうです。(ネットで得た情報)
そうそう、このセリバヒエンソウはほんの少ししかありませんでした。同じ道の往きには見えなくて、帰りに見えました。オヤっと思って、マクロで覗いたのでした。可愛らしい花だとわかりました。
返信する
なるほど (ラベンダーK)
2007-04-13 21:09:53
10円玉を置いて比べるのはいい方法ですね。
このあいだ自分の指を並べてみたら写真はボケるし上手く撮れなかったことがありました。
名前のわからない花もみなさんよくご存知ですね。
「セリバヒエンソウ」私も覚えなきゃ!
返信する
anikobeさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 21:08:11
コメントを有難う。調べてくれましたか。私もさんざん調べたんですが。。セリバヒエンソウ(キンポウゲ科)ですか。漢字も記録しましょう。芹葉飛燕草!なるほどなるほど、ツバメが飛んでいる姿に見えますね。葉っぱがセリに似ていて、ツバメが飛ぶ草。実際、この花は10㎝ほどの茎の上に咲いていましたから、大きさを比較するためのものがありませんでした。かなり小さい。注意して見ないと見落としてしまいそうです。2,3本しかありませんでしたよ。
返信する
あまもりさん、再び (polo181)
2007-04-13 21:00:49
失敗失敗!セリバヒエンソウですね。間違いありません。有難う御座いました。この花はとても印象的でした。色が綺麗だし、形も整っている。私はてっきり、スミレの一種だと思いました。4月5日のおーちゃんの記事を記憶に載せる脅威の頭脳!驚きました。
返信する
あまもりさん、こんばんは (polo181)
2007-04-13 20:55:47
コメントを有難う。花のそばに10円玉や時計を置くのをネットで見たことがあります。それのアイデアを頂きました。へぇ、そちらではオオイヌノフグリがコメツブメクサ(知らない)にとって代わられる!そんなことがあるんですね。そう言えば、八ヶ岳でタンポポの群落を3年間刈り続けたら消滅しました。それに代わって、蕗が沢山顔を出し始めました。草刈りに原因があるのでしょう。いえいえ、貴女の保証があれば大丈夫です。これで押し通しましょう。名前は悪いけれど、花はとても綺麗でしたよ。
カタバミは鮮やかな黄色でしょう。デジタル泣かせの色です。ホワイトバランスを決めるのに迷いました。
最近は、道路脇などを眺めながら歩き、川縁まで歩いています。ちっとも退屈しないです。鵜の目鷹の目でね。
返信する
花の名前 (おみや)
2007-04-13 19:49:11
こんばんわ
花の名前の同定は本当に難しいですね。
4枚目の花は「セリバヒエンソウ」で外来種ですね。
葉はセリバで燕が飛んでいるような姿からこの名前が付いたと聞きました。
もっと解りずらいのは「キジムシロ」と「ミツバツチグリ」です。その花もそろそろ盛りになる頃なのでまた悩みそうです。
返信する
花の上級者 (SUB)
2007-04-13 19:38:14
今晩は、春の小さな花の素晴らしさ楽しさを引き出して見せてくれる写真の腕前恐れ入りました。
花の知識も素晴らしい、まさに、花の学者、上級者ですね。これからも頼りにしています。
返信する
Unknown (花ぐるま)
2007-04-13 19:11:05
こんばんは!
この黄色いカタバミは私は見つけると抜いてしまいますが、抜いても抜いても湧き出てくるつよ~い花ですね。
タネと根っこで増えるから1本が何倍にもなります。
オオイヌフグリはとても綺麗な色の花。
これが一面に咲くとブルーの絨毯ですね。
ヘビ苺は食べられるのですね。
私はてっきり独だと思っていましたが、美味しくないならいらないですね。
一番下のセリバヒエンソウはあまもりさんの言われるとおりですね。
私は初めて見ました~
とても綺麗な色の花。
よく見つけられましたね。
私も今度見つけたい花です。
返信する
調べてみました (anikobe)
2007-04-13 18:56:20
あまもりさんの仰るように、セリバヒエンソウですね。
芹葉飛燕草 (せりばひえんそう)

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Delphinium anthriscifolium
Delphinium : デルフィニウム属
Delphinium は、つぼみの形がイルカ
(ドルフィン、ギリシャ語で「delphin」)
に似ているところから。

・中国原産。明治時代に渡来。
・水色の小さな花。4月頃に開花。
・名前は、葉が芹(せり)の葉のように
細かく切れ込んでおり(ギザギザ)、
燕(つばめ)が飛んでるような形の
花であるところから。
(ヒューッと飛んでるみたいです)
返信する
腕時計と十円玉 (あまもり)
2007-04-13 17:37:19
花の大きさを確認するのに腕時計と十円玉を持ってこられたのはGoodですね。
花はマクロで撮るとその大きさが解りませんものね。
オオイヌノフグリは淀川の堤防では見かけなくなりつつあります。黄色の小さなコメツブツメクサと入れ替わっています。
二枚目のヘビイチゴ、これ去年はオキジムシロ(雄雉筵)で悩みました。結局upplainさんの助けも借りて蛇ではなく雉だと判明したのですが。この二つよく似ています。
poloさんが撮られた花はちらっと見える葉っぱからヘビイチゴに間違いないと思いますよ。(私の保証はアテにはなりませんよ)
二つ並んだ黄色いカタバミ可愛い。夕方から花も葉も閉じてしまいますね。近所のカタバミは意外と朝起きるのが遅い(笑)

下の花は「セリバヒエンソウ」じゃないでしょうか。
先日おーちゃんのブログで紹介されていました。↓
http://blog.goo.ne.jp/since2600/e/57447b7afc70e0efec0f77308d642204
去年のものもありますからおーちゃんのブログでブログ内検索をされたらいっぱい出てきます。

それから昨日UPした吉野の草花に二つも間違いがありました。訂正しています。
返信する

コメントを投稿