今日は 15度にもなるみたい
いつも年賀状のやり取りしている昔の職場の社長夫婦
奥様はいつも心遣いをしてくれて その後入社した彼女とともにお世話になった
数年後に彼女は退職したが 私は30代~40代と10年近くも勤めた
奥さんに反して社長は小難しい人なので 新たに家族を社員として入れると聞き
これ以上 息の詰まるような職場には居たくないと退職した。
その後も奥さんとは交流があり 2人で母の日など訪ねていって花をプレゼントしたり
お茶を飲んで楽しいひと時を過ごした。本当に気を遣う人で人望もあり
在職中も「奥さん 奥さん」とたくさんのお友達が訪ねて来ていた。
だが奥さんは子宝に恵まれず 一時社長の姪を養女に迎えたこともあるけど
うまくいかず 結局夫婦二人で老後を送っていた。
社長は早くから緑内障になり 奥さんの手が必要な毎日だけど
奥さんの弟家族に会社を任せていたので悠々自適かと思ったけど
意外な事が勃発した。
今年の年賀状が来なかったので何かあるのではと心配していたところ
昨年 奥さんが転んで入院 おまけにその病院で経験不足な看護師のため
ベットから落ちてしまい さらに首と手を骨折したと情報が、、
数カ月の入院後 今は自宅でヘルパーさんに来てもらい 寝たきりの状態
それを心配した元同僚の彼女と私はお見舞いに行くべきだと考えていたけど
奥さんの弟は誰にも会いたくないから来ても会えないとはっきり言った。
それでも彼女は行くべきだと言う。
行って良いものなら行くけど 会えないのはわかっているし
人に会うと疲れてそのあと状態がさらに悪くなるという。
体調の悪い時 頭が痛いだけでも人に会うのは気が進まないのに
まして首も手も調子が悪いのに 人に会って楽しいわけがない
それなのに彼女は自宅に電話までしている。
その時でも数分も話せない状態だったらしい
電話でも会えないと社長に言われているのに なおも入口まで行くべきだとしつこく言う
同僚になってからいままで付き合いをしてきて ランチしたり旅行も行ったけど
こんなに融通が利かない彼女を初めて見た。
彼女自身 さばさばした性格なのでいままで嫌味もなく話が出来 付き合えた。
奥さんの事を心配するのは私も同じ まるで母のように付き合ってきたから
心配なのはわかるけど 「もし なにかあったら手遅れになる」という
手遅れ?もしそれが死を意味するのなら そうならないまでに自分は
お見舞いをきちんとしたと言いたい?相手の事を考えずに
自分は役目を果たしたと思いたいのか 彼女の自己満足な考えに少々呆れた。
今まで訪ねていくと喜んでくれたから 私たちに会いたくないはずはないと思うけど
今の状況がどんな苦痛の毎日か それを思うとそっとしてあげたい気持ち
本当に奥さんを心配しても 家族でもないのでお世話をすることもできない
まして普通の病人ではない 首を骨折したのなら声だって普通に出せるかどうか
「どうしょうか? 」まだ言ってくるので
「会いたくないと言っているのだからしばらく様子を見よう
私だったら想像するだけでも人には会いたくないわ」と返事
するとようやく納得したみたいでしばらく間を置くことに
「電話かけただけでもあなたの気持ちは伝わっているよ」とメールすると
「そうよね 喋って少し今の状況がわかったので良しとしましょう!」と返事がきた。
話をしたことで彼女は自分が納得したけど 奥さんにしてみればその数分が
どんな状態でどんな気持ちで話をしたのか思うと胸が痛みます。
彼女の意図は私が思うほどではないのかもしれないけど
やはり見解の相違を感じたのです。
私は簡単なはがきを送ろう!
ヘルパーさんに読んでもらえば少しは和むかな?
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