ASUKのババは日々元気に暮らしたい。

ハンドメイド 作りたいものだけ作る毎日
日々の出来事に愚痴も出てきます。

中国ドラマ 宮廷の泪 最終話

2014-05-22 13:25:46 | 中国ドラマ
他の妃達が懐妊するも 静児は懐妊すらなく体調を崩す
フリンの届ける薬も効果がないと玉児は案じる
薬の中に毒が入っているとわかった玉児は
「誰の仕業か 思い当たるのか?」静児に問うが
分からないと首を横に振る
次々と妃の名前を出すが
「寵愛も得られずも身ごもってもいない私は嫉妬の対象にはならない」静児は言う
「それもそうね では宛寧だわ」玉児の言葉にあわてて打ち消す静児
「姉妹同然なのに あり得ない」
「陛下が認めたのかも 愛する者を皇后に立てるためにね 宛寧のやりそうなこと
すぐ冷宮送りにしなさい」その言葉を聞くと静児はひざまずき
「自分で毒を服用した」と白状した
 「陛下に気にかけてもらいたくて 父上のためにも身ごもりたい
 薬に毒を入れれば治らずに済む」 静児の言葉に
玉児は「辛抱強く待てばいつか身ごもる 自分を大切に」というが
毒のため体調を崩して行った だが余命がないと知ったのか
フリンに英俊の画を一緒に墓に入れてくれと頼む

枕もとに英俊の姿が現れた 静児はやっと会えたと嬉し涙を流す
「死んだりするものか 毎日会いに来るから元気になってくれ」
「知っている?あなたと別れてからずっと恋しかった 
 後悔したわ あなたと逃げる勇気がなかったことを 
 英俊様 私は昔から怖かった 愛せぬ人と愛のない生涯を送ることが・・
 そして待ち続けた 愛してくれる人を だから今生に未練はありません
 来世で待ちます 私を愛してくれて 私も愛する人を 英俊様 私は愚かですか?」
「来世でこそ めぐり会えるだろ 愛し愛される人に」英俊の言葉
英俊に寄り添いながら息を引き取る静児
その姿に後悔の涙を流す宛寧

玉児は「来世では帝王の女になっては駄目よ」

(宛寧の何気ない嘘が静児の心を惑わせた 陛下の寵愛を受けれない静児の心の寄りどころは英俊という男 それが幻の男だと分かっていたとしても 思うことで幸せだったのかも)

6年後
第三皇子 (佟妃(トウンヒ)の息子が玉児の心を慰めている
宛寧の懐妊 喜ぶフリンと玉児 フリンは皇子なら皇太子とするという
相変わらず宛寧一筋
オボイの姪(祥妃(シャンヒ))が嫉妬にかられ 宛寧のための滋養薬に粉を入れて
いたのをスマに見つかり オボイも呼ばれる
「祥妃いわく家伝の安定剤だと言い訳する それならオボイに飲んでみよ」と言うが
躊躇するオボイ 「オボイが飲めないなら祥妃が飲んでみよ」と言う 
祥妃は叔父(オボイ)の指示だと白状するが「そうなら一族もろとも罪に問われる」
その言葉に祥妃は「叔父は無関係 私の独断です」と言う
「そう?正直に白状したことに免じ 命だけは助ける 祥妃は冷宮送り 」
「お慈悲に感謝します」祥妃は頭を下げる
「オボイ この恩にどう報いるつもり?」
オボイは「私の命は捧げました 身を粉にして恩に報いましょう」
「あなたは武芸も秀でている 第三皇子を鍛錬して、」
「私でよければ誠心誠意 皇子をご指導しましょう 恩返しのために」オボイは誓う

(オボイを味方にするため 祥妃を引っかけたのかも
 宛寧を目の敵にしてきた祥妃は 当然嫉妬 そのため悪だくみをするだろうと読み
 玉児は祥妃の前でスマに滋養薬を宛寧に届けるように言う
 陰険な祥妃を追いやり オボイを味方に出来 殺すだけでは進歩しないもの)


フリンと宛寧の姿にスマは
「皇太后が尻拭いをしているとも知らず お構いなしで 陛下は幸せに浸っている」という
玉児は「漢族の言葉よ 子が百歳になれど 心配は尽きない
 私が人生を終える頃 陛下が改心すれば 私も肩の荷が下りるのだけど」

だが宛寧は7か月で子を産むが「虚弱で 恐らく命は・・」と侍医は言う
「陛下 皇子を助けて下さい」
「心配するな 皇子の命は絶対守る 朕 自ら祈祷すれば 天に願いは届く」
「祈りを込め 石段を登ると 仏に願いが通じるとか」フリンは宛寧を連れ 
寺の階段を上る が 足を踏み外した宛寧は階段から転げ落ちる
そして同じころ宛寧の子もまた命の火が消える。

悲しみに暮れ 無気力のフリン
「君主の姿まで求めない せめて気力だけでも取り戻して」玉児は願う
「これまで次々と愛する人たちが亡くなっていったわ でも私は人生を諦めず
 生き続けたのよ あなたは私の息子 あなたも乗り越えられるはず
 座ったままでいるなら私も付き添うわ」
玉児が気がつくと フリンの姿がない
フリンは宛寧の思いとともに 寺への階段をゆっくり登る 

フリンが失踪したとオボイ達は「皇位も捨てるので?愛に執着するのは先帝と同じだ」
玉児は「一刻も早く陛下を見つけて」と言うが
フリンは髪を剃り 仏門に入る 
フリンに会いに行く玉児は僧の姿に驚く「あなたは皇帝であり 私の息子なのよ」
「皇帝も息子のフリンも今はいません」玉児の手を振りほどくと
「阿弥陀仏 お元気で」泣き叫ぶ玉児に振りむきもしないで去っていくフリン

玉児はホンタイジが次代皇帝だと証言した時
第一皇子が言っていた言葉
「ホルチン部の女が恐れるのは“夫に愛されずに 子に背かれること”偽証ならば
 そうなってよいか?誓いを立てよ」
それでも誓いを立てた玉児
「“夫に愛されずに 子に背かれること”生涯孤独の身となる これで満足?」
思い出す玉児

「先帝 これがフリンの病ね 父子とも愛に生き 愛のために死ぬ
 私一人を残して 孤独を味わせるのね 天よ これが天の仕打ちなのですか?」
涙を流す玉児 今こそドルゴンにそばにいてほしいと願う
灯籠を見つけると
玄燁(げんよう)第三皇子に「あなたが灯籠をあげたの?」
「はい 祖母上に教わったのですよ 民のために灯籠をあげれば 人々は希望を見出すと」
その幼い子の言葉に笑顔を見せる玉児

順治18年 皇太后は順治帝の崩御を発表
8歳の第三皇子 玄燁が康熙帝として即位した
ソニン スクハサ エルビン オボイ を大臣として補佐させ
自らも太皇太后として 皇帝を支えた。
こうして清は康熙帝の治世のもと 最盛期を迎えるのである


「心の中で望んでいた人生からは ますます離れていく
でもこの道は私自ら選んだ 苦難があれど歯を食いしばり 生きていくのみ」
思いでと共に生きて行く玉児

             完

(ホンタイジを思うあまり 違う判断したのかもしれないけど
 翻弄されて 苦難があっても自分の信念は曲げなかった玉児
ドルゴンと玉児 玉児とホンタイジ 海欄珠と卓林 ホンタイジと海欄珠
 フリンと宛寧 静児と英俊 それぞれの恋に大きな差があれど
幸せを夢見て一途に愛した男と女が時代に翻弄された悲しい運命 


このつたないドラマのあらすじを読んで下さった方もいらっしゃいます
ドラマの中で言わんとしていることが 私の見解で多少の違いがあるかとも
思いますが お許しください。
もっと突っ込み((^_^;))たかったのですが なにぶんにも36話と長く
時間に余裕がない中で これが精一杯でした。
でも面白く視聴できました。
ありがとうございました。



中国ドラマ 宮廷の泪 35話

2014-05-21 20:30:50 | 中国ドラマ
玉児はフリンにボゴルの件はどうするつもりだと聞く
フリンは「宛寧以外ならば何でも与える この皇位さえ譲っても良い」とさえ言う
怒る玉児「そんなことしか思いつかなかったの?簡単に皇位を譲ると?」
「十四叔父上が私に譲った位ですよ どんな手を使いその気にさせたので?」
「生意気な・・」
「どうせ私のものではない 皇帝になっても幸せでない ボゴルの方が明君に
なるかも 位を譲って争いを避けて下さい」
フリンの言葉に
「ボゴルに位を譲れば 先帝やご先祖に申し訳がたたない」怒る玉児
「どうして? ボゴルも父上の子」

(親の心 子知らずってこの事)

ボゴルの脚は元通りにはならなかった
ナムチョンはボゴルを憐れみ 玉児とフリンに復讐すると言う

ドルゴンの葬儀の日にナムチョンが何か企てると見通した玉児
「ナムチョン お手並み拝見ね」

葬儀の日
順治帝と皇太后は百官がひざまずく中
皇帝の待遇でドルゴンを手厚く葬った。
その人徳と善政を敷いた功績を称えるために
成宗の廟号(びょうごう)と共に諡号(しごう)が与えられ
略して義皇帝と敬われたのだった。


その場にボゴルを連れて現れたナムチョンは
皆の前で涙ながらに「摂政王 無念でしょう陛下のせいでボゴルも
あんな体になってしまった この世で誰が私達の無念を晴らしてくれるの?」
そんなナムチョン達をみたオボイたちは「なぜあんな体になったのか」聞くが
玉児の一喝「よして 皆が集まっている 場をわきまえなさい」
「だから訴えている 一国の主ともあろう者が弟の妻を奪い
口封じをしようとした」ナムチョンも負けてはいない
「皇太后 私とボゴルを殺しても天下の噂は消えませんよ
この場の者が私とドルゴンの無念を晴らすわ」
「そう? 英親王にその力があるかしらね」意味ありげな玉児の言葉
ナムチョンは英親王とともに謀反を起こそうとするが 
あっさり玉児に見破られ失敗に終わる。

寝殿に戻りボゴルを探すナムチョンは香のにおいで意識が薄れ 倒れる
そこへ仮面をかぶった阿古拉の亡霊が、、
亡霊に誘導され ボゴルが阿古拉の子供だと口を滑らした。
そこへ玉児が現れる
「卑怯だ」「あなたさえ自重していれば暴きはしなかった」
「何を暴く 幽霊だと思って嘘をついただけだ」
「まだしらを切るつもり?」
そこへ尼が入ってきた
「昔 哲哲の命令でヤーチュンを陥れたが 海欄珠のお恩情で出家
その後 宮中の事は海欄珠が逐一知らせてきました
 ナムチョンと阿古拉の私通を知った海欄珠は激怒するも
姉弟の情でナムチョンを訴えずにいた 阿古拉がナムチョンのため
処刑されたもの 阿古拉の子ができたと分かり復讐はしなかった」
すべてが尼の証言で明らかになった。
陰でそのことを聞いていたボゴルは衝撃の事実に座り込む
呆然自失のボゴルを慰めるナムチョン
だがボゴルは縄で母を責める
「この浅ましい女め! 何においてもフリンより上である私が
なぜ皇帝になれないと思う 卑しい男の子供だからではないか
いや違う先帝こそ父親だ 撤回しろ」縄を打つ
「どれほど 陛下の子であれと願ったことか でも運命は私に微笑まなかった」
「生まれてこなければよかった ここまで育てず殺せばよかったのに」床を激しくたたく
「許して 自分の息子を殺す母親なんてこの世にいるわけがない」ボゴルを抱いて泣き崩れるナムチョン

玉児に「息子は見逃して下さい 君主を欺いたのはこの私 見逃してくれれば
どんな罰でも受けましょう」泣いて頼むナムチョン
「ボゴルはドルゴンと陛下を引き離し 陛下の孤立を図った 死罪に処しても足りぬ」
玉児の厳しい言葉に なおも懇願するナムチョン
「出生の事は知っていた 先帝の手前 今日まで生かしてやったのに
  本分も忘れ己の首を絞めるとは愚かな極みよ」
縄を自分の体に打ちつづけ「私が死にますので ボゴルだけは、、」
そんな母を哀れにもかばうボゴル「自分を責めないで」
「まさに後悔先に立たずね こうなっては生かしてはおけぬ」玉児の決断
恐れおののく二人

やがて運命の日
ボゴルとナムチョンに科せられた刑
皇太后と陛下の計らい ナムチョンとボゴルには生涯 先帝の墓守を命じる
驚く2人
ボゴルは病死 ナムチョンは先帝の墓守に就くとなれば誰も追求せぬかと
「意図がお分かりでしょうか?」侍衛のことば 
「陛下と皇太后に感謝します」頭を下げる

玉児とスマは鷲の墓にドルゴンがくれた首飾りを手向ける

皇后になった静児 妃となった宛寧
フリンは相変わらず宛寧一筋 静児のことは見向きもしない
宴の席を抜け出して宛寧に会いに行く
寂しくフリンを待つ静児
静児の父呉克善は娘が不憫で面白くない。
食事の席で「すべて最高の食材を使わせても 料理の下手な者が作ると台無しだ」
「私の指導が悪いと?」「玉児 さすがに放任しすぎだ せっかくの料理が泣くぞ」
厨房まで火事を出し こうして後始末に来なければ行けなくなった」
フリンは自分の事を言っているのだとわかり反抗的な態度
「朕は美味に感じます まずいなら食べなければいい 強要しません」
玉児は「忠告に対して失礼よ」咎める
呉克善が席を絶つと
「回りくどすぎます なぜ私の事に首を突っ込むので?」
「怒って当然 あまりに失礼よ 昨夜皇后にどんな扱いをしたの」
怒る玉児にふてくされるフリン
「妻や子との関わりは 国の前途を大きく左右する 
宛寧を愛しても 皇后を軽んじてはならない」声を荒げる玉児に
「分かりました」と神妙に返事をする。

(まだ子供だね 政務のことは分からず女の事だけ 叔父上に対する態度ではないわよね)

静児にたいして相変わらず冷たい態度のフリン
いたぶるかのように汚れた靴を脱がす 
そして夜伽をしたいのならかなえてやろうと乱暴に押し倒す
だが「そなたに興味はない」と言い放つ
涙を浮かべ「どうすれば陛下に愛されるのですか?」問う静児
「そなたは本気で朕の愛を求めておらん
 愛されたいのなら鳳求凰(かんざし)をなくすか?」去っていくフリン

(鳳求凰のかんざしは 宛寧にもやろうとフリンが別に作らした物を
なくし捜しているところに 見かねた静児が皇太后にもらった自分の物を
差し出したから静児はないわけ)


宛寧は「陛下と皇后はまるで同じような境遇 決められた道から外れたくとも
その力もない 皇后を嫌うのは己が嫌いだからですね」と言う
「朕の理解者だな 言い切れぬ思いも分かっている」
「今は幸せか?」首を横に振る宛寧
「幸せというより彼女たちが気の毒だと 13人の側女を持つ父から注がれる愛なんてない
その少ない愛のため争うなんて 陛下なぜ争うと思う?孤独だから」
「そなたは少しも孤独ではない 朕はそなたしか愛さない」
「お心だけで十分です ただ 何事もほどほどのほうが長続きするというもの」
「結局 皇后のための嘆願か?」
「皇后への恩は数え切れません 私に免じて皇后を大切にしてください」
宛寧は言う



中国ドラマ 宮廷の泪 34話

2014-05-21 08:02:08 | 中国ドラマ
宛寧は「皇太后が会いたいと言っている」ドルゴンを連れ出した。
玉児の名前を聞くと 気力を振り絞って立ち上がる。
途中フリンに出会うも面をつけていたお陰で気づかれず
今にも倒れそうなドルゴンも又「最期に玉児に会わせてくれ」と天に祈る

凧をあげている玉児を見つけると ドルゴンは面をつけたまま歩み寄る
「今日はいつも以上に美しい」ドルゴンの言葉に玉児の目から流れる涙
「なぜ泣いている」そういうドルゴンのお面の下も又涙が、、
倒れかかるドルゴンをささえる玉児
お面を取ろうとすると「取らないでくれ 弱々しい自分を見られたくない」という
「覚えている?初めて出会った時もあなたはお面をつけていた そして私は人違いをし
愛する人も間違えた 一生 待たせたけど 来世では絶対に間違えたりしない
必ず あなたを見つけ あなたを選ぶわ 」静かに面を取ると
ドルゴンの口からは吐血のあとが 「玉児 頼みをきいてくれ」
黙ってうなずく玉児 かすかにほほ笑むドルゴン
ドルゴンの辮髪を結っている玉児の胸に倒れかかるように息を引き取るドルゴン
ドルゴンを抱きしめて泣く玉児を見つめるフリン

ドルゴンが死んだとナムチョンに報告するボゴル
かすかに動揺するナムチョンだが ボゴルに悟られそうになると
「私達の一番の邪魔者が死んだのよ 当然喜んでいるわ 私達が勢力を伸ばす好機だ」

「ドルゴンを帝王の扱いで葬る?」 皇太后が上奏させたと怒るフリン
ナムチョンの味方である英親王アジゲまでが「摂政王がいなければ今日の清の陛下もない」
「ドルゴンに代わり朕に説教か?朕こそが清の皇帝だぞ 天下が朕に従うべきなのに」
フリンの怒りもなんのその 益々怒らす英親王 アジゲ(ドルゴンの弟)

なぜ帝王の扱いで葬儀をするのか 玉児に問うフリン
玉児は「先帝とフリンもドルゴンに守られてきた
 その恩に報いる為にも厚遇するべきだ」とフリンを叱咤する。

だがフリンもドルゴンが恋しいのだ

玉児は宛寧に「摂政王を連れ出してくれた事で 借りができた
望みとおり皇宮に残してあげる だけど封じられるのは妃まで」
「皇后になれぬなら 皇宮を出たいと ボゴルに嫁ぐのは嫌だ」と申し出る。
スマは「宛寧は若いころの皇太后に似ている」と言う
笑いながら「私以上に似ているのはスマあなたよ」
スマがドドの健気に看病をするのも最期をみとるが、
告白することもなかったことを知っている玉児
スマは「陛下と宛寧の思いを遂げさせてはどうですか?」と頼む。

そして皇太后命令で宛寧の出宮を去ることが認められ 
静慈庵で修行に努めるように 命が下された。
宛寧が静慈庵に行かせるのは ドルゴンの事で恨みがあるからなのかと
フリンは玉児のところへ来て責める。
「尼寺で修行となれば婚礼は取り消せるため 100日の間 別の秀女を親王(ボゴル)
に与えるのです これも皇太后の苦肉の策です」みかねたスマが替わって答える
「宛寧に自由を与えただけ 彼女が誰に嫁ぐかは本人次第
 陛下も100日間は自重しておくことね」玉児の言葉に
「よくわかりました」素直に聞くフリン
だが 宛寧が恋しくてたまらないフリンは静慈庵に会いに行くため馬を走らす。
その前に酔ったボゴルが宛寧に会いに来た。
「ここにいたのか 皇太后が駄目息子のために動いたか 君は私に嫁ぐのだろう
なぜこんな尼寺にいる? 認めないぞ」
「だれが嫁ぐのよ あなたから逃れるためここに来たの すぐに失せて」
激しい口調の宛寧の言葉にも
「その勝気さが好きなのだ 目的は栄華だろう 何でも与えてやる」
ボゴルはお構いなしに言い寄る
「陛下の足元にも及ばないくせに皇帝になれてもただの暗君だわ」宛寧の言葉に
顏色が変わるボゴル
「ばかにするな!」宛寧をつかみ 押し倒し乱暴をするボゴル 
その時フリンが入ってきた 花瓶でボゴルを一撃
「獣め 宛寧に何をする」「彼女は私のものだぞ なにをしようが勝手だ」
殴りかかるフリン 争う2人
ろうそくが倒れ 部屋に炎があがり 助け起こす宛寧に
「説明させてくれ 戯れではない 初めて人を愛したのだ そなたしかいない」
「分かっています」宛寧は答える
立ちあがったボゴルに向かって「さっさと立ち去れ」フリンは言う
逃げようとしたボゴルの頭に焼けた梁が落ちてくる そして脚にも。

ナムチョンは侍医から「ボゴルの脚は回復しても恐らくは歩くのは困難かと、」言われ
動揺するナムチョン 
見舞う玉児に益々憎しみを抱くナムチョンはアジゲとその妻(ナムチョンの妹)
と画策する。

「ボゴルはどうなるので?」フリンの言葉に
「生かしたい?それとも死なせたい?」逆に問う
「弟の死は望まない」
「ナムチョンが黙っているはずはない 何か画策しているはずだ
事の発端は宛寧だ 」と怒る。
「宛寧を許して 宛寧が死ねば 私も死ぬる」言い切るフリン

ドルゴンの一途な思いと玉児との絡み目線で見てきたドラマだけに
ドルゴンの死はこのドラマの見せ場シーンで 
オープニングのドルゴンの口からの血をだしている
映像を見るたび胸が痛かったのですけど ついに死んでしまいました。
泣けてきました


中国ドラマ 宮廷の泪 33話

2014-05-20 14:45:15 | 中国ドラマ
皇太后が選んだかんざしで 自分の立場を思い知らされた宛寧(ワンニン)
静児(チンアル)には鳳凰 宛寧は普通のかんざし

静児は宛寧に兄上に会わせろと言う。
再び英俊の姿をして静児に会う宛寧
英俊は静児と同じ気持ちだと言って静児を喜ばす
宛寧の企みは 静児が英俊に駆け落ちを持ちかけるようにしむけること
だが 静児は英俊が自分を思っていてくれた事だけで悔いはない 陛下に嫁ぐと言う
宛寧はそれを聞くと「なんて静児は健気な それに比べて私は卑怯だ」つぶやく
その様子を見ていたフリンが「朕の女を誘惑したな」英俊に詰め寄る
あわてて逃げる英俊だが宛寧と見破られる。
事の次第を聞き出すフリン
「皇后に就かせないためだ」と聞くとにやりと笑うフリン
「それほど朕を好きなのか?」フリンの言葉に
好きでも嫌いでもなくただ皇后になりたいがためだという宛寧に
「虚栄心がつよい女だ 罰として太監の格好で朕に仕えよ」と命令するフリン
益々 宛寧を手放したくないフリン
ボゴルは陛下の意中の女だからこそ 自分も欲しがり 屈辱をあたえると言う
ナムチョンは「さすが私の子 奪って陛下を苦しめろ」

フリンはドルゴンが先の勝負をボゴルの勝ちにしたことを不満に思い
政務を放棄し 宛寧と遊び歩いているのを ナムチョン母子は
勝負の時だと なにやら画作する。
そして これ見よがしにとフリンの前で手紙を焼いて見せるナムチョン
これは何だと聞くフリンに哲哲から臨終前に託された記録だと
それにはドルゴンと玉児のことが書かれていたが
すべて偽りの記録でナムチョンの罠
これに益々ドルゴンへの不満が募るフリン

ドルゴンは体調が悪く 嫌な夢を見る

ドルゴンと玉児は昔を懐かしくおもいながら 会話をする。
玉児に婚礼に参列しようと誘う
誰の?不思議がる玉児の前には雪だるまが二つ
「シュエアルゴンとシュエユアルの婚礼だ」と声高らかに呼ぶ
「実にめでたい」ドルゴンの嬉しそうな言葉に
スマは「さすがにこれは・・」と咎めようとするが 
玉児は「雪だるまの婚礼よ 大したことではないと」
「20年も冬を待ち 20年間雪を見続けた やっと今日を迎えたな」
自分の想いを雪だるまに語るドルゴン その思いが胸に響く玉児
弱弱しく祝の笛を吹くドルゴン
「玉児 雪だるまになれたら 老うことなく死も迎えることもない
太陽が出れば一緒に消え 次の冬になればまた雪だるまになれる
永遠に離れることはない」

(悲しいドルゴンの想い いまだ消えず)

2人の姿を目にするフリンはナムチョンの
陛下が中風になって倒れたのも ホーゲ(フリンの兄)の死もドルゴンの
仕業だという言葉を思い出す
そして過去の記録を調べるフリン
ドルゴンと玉児へ疑心暗鬼のフリン
その耳元でボゴルは囁く「ドルゴンは父上の敵です 許せば父上が浮かばれない」
雪だるまを怒りに任せて壊すフリン

狩りをするドルゴンとフリン
疲れたと休むそばでフリンは鷲のチンユアルとチンアルゴンに矢を向けた
怒るドルゴンは フリンに駆け寄り手を振り上げるが玉児が止める
「なぜ あんな真似を?」
「仲陸まじい 対の鳥を射ただけだ 怒りすぎではないですか?」
フリンは悪びれることなく言う 
「一体何のつもり?」玉児も怒るが「弓の修練ですよ」
悲しむドルゴンに向かって
「愛する人のために戦えば負けないのですよね だから朕も考えながら射たのですよ」
一番愛する者と 一番憎いものと」
ゆっくりフリンに顏を向けるドルゴンの目は怒りに満ちて
「一体 私は何を教えてきたのか なぜこのように豹変した」
「叔父上より強くなったのです 満足のはずですよ」フリンも怒りをこめて返す
「先帝に対するように 忠誠を誓えないとでも?」
「私は一生を懸け 国に尽くしてきた 天や祖先に誓っても恥じることない」
堂々というドルゴンに
「そうか 江南の乱は手ごわい ボゴルと共に平定するのだ」命令
「よかろう」玉児は体調が悪いのに行くと死に関わると止めるが
フリンは撤回しない

戦場
気力を出し切って戦うドルゴン 
ボゴルはドルゴンめがけて矢を放つ 倒れるドルゴン

ドルゴンの無事を祈る玉児
ボゴルが乱を平定し凱旋したので陛下が園遊会を開くと聞き
ドルゴンも無事戻ってきたと喜ぶが病床に伏していた。
見舞うフリンに「ご期待にたがわぬよう 陛下のため最後の戦に勝利しました」
ドルゴンは言う
「分かっている」と言いながらも
「ずっと疑問があった 答えを聞けねば夜も眠れぬだろう」
「疑問があるなら聞いてください」「先帝は誰に殺されたのだ」
「自分自身に、」それを聞くと立ち去るフリン
そして朕の許可なくドルゴンに会うのは禁ずると 皇太后さえも、、
玉児はフリンの頬を打ち
「十四叔父君は重病なのに 園遊会を開き侍医も遣わさないなんて」怒る
「臣下をねぎらう園遊会ですよ 大局のためにも ドルゴンのような賊は死ぬべきです」
「なんですって ドルゴンが賊?」
「調べたのです 父上が中風を悪化させた夜 ドルゴンが兵を従え入宮していたと
私が幼くして父を失ったのは 誰が原因ですか?」玉児に詰め寄る
玉児は
 (フリンは奇病だ 母親が生涯懸けないと治せはしないだろう)
ホンタイジが残した言葉思い出していた。
すべて先帝が私に残した試練だったの?思う玉児
「母上が説明してくれたら十四叔父上の最期に会わせます」フリンの言葉
「それが母君に対する態度ですか?」スマの言葉に
「侍女のくせに説教するな」もはや止められぬ主君の暴言 
「ドルゴンの過ちよ 皇位を手放しただけでなく余生を懸けて 私の不詳息子を補佐した」
怒りを抑えきれずにフリンに言うが
「ではしっかり孝行しましょう 静養を妨げぬよう面会させるな」
「陛下!」対立する玉児とフリン
「ドルゴンは長くない 見舞わないでください 哀しみで体を壊されますよ」
フリンのつめたい言葉に涙する玉児

太監の姿をした宛寧 いつもフリンのそばにいる
 「先ほどの朕は怖かったか?」宛寧に聞く
「あれほど皇太后に怒るなんて」
「朕も分からん なぜ怒ったのか」
「心が痛んだからですよ」
「痛む?」
「陛下は皇太后や摂取王 先帝も愛しています だから怒りの行き場がなく
あのような方法で痛みを隠したのです」宛寧の言葉を聞くと
「今まで誰も朕の心を理解しなかった まだ出会って日も浅いそなたが理解するとは」
「本当は摂政王が忍びないはずです 重病なんですよ 
最期の時くらい皇太后に会わせては?」
「だが 母上はドルゴンのために朕に手をあげた 絶対に会わせぬ」
ダダをこねる子供をなだめるような役目の宛寧
「人を傷つけるような復讐なんて割に合いません 最高の復讐は幸せになることですよ
天に敵の長寿を願い 自分がどれだけ幸せかを敵に見せてやるのです」
「側女たちを見返すため皇后になりたいのか?」
「そうです 私が復讐の方法を教えてあげますよ」明るく言う宛寧
「2人を許せと言うのか」
「いい皇帝になりたくないんですか? まずは皆を喜ばすため笑顔でいないと」
「笑いたくない」舌を出す宛寧 思わず笑うフリン
2人の会話を聞いているボゴル

玉児に呼ばれる宛寧
「後宮でのぼりつめたい?」 玉児の問いに 私の夢だと答える
「ならば協力しなさい 摂政王を助けて」「それは難しいかと」
「ならば皇宮を去って 陛下は血迷われた だからこそ力を貸してほしい」

すっかりナムチョン母子に洗脳されたフリン  



 



中国ドラマ 宮廷の泪 31話~32話

2014-05-19 23:57:38 | 中国ドラマ
英俊は賭博師とグルで博打させ 2人からまんまと金を巻き上げようとする。
 英俊は13人も側女をもつ父親にさげすまれ いつか金をためて
皇后になり 上にのぼりつめたいと野望する使用人の娘 宛寧

フリンは静児より英俊に興味を持ち またボゴルも関心を抱く。
母玉児の思惑と違い 自由奔放に生きようとするフリン

 フリンは偶然な出会いが心を惑わせ英俊の事が頭から離れない。
ボゴルはそれは恋煩いだ どこの美女か?聞くがフリンは男だと言う
女だと知るボゴルはフリンに后妃の候補から気にいった女子をもらってよいかと聞く
それが 宛寧だと知らないフリンは承諾する。

どうにか父親の許しを得て 英俊こと宛寧は后妃選びに参加するが
その中に静児も入っていた。
英俊によく似ていると言う静児に英俊の双子の妹 宛寧だと嘘をつく。

自分が身分の良くない娘だと知られたくない宛寧はことごとく
策略して静児よりも目立とうとするが 純真な静児にいつか心を開く
静児が玉児の姪であることを知る宛寧だが 玉児に盗み聞きを咎められる。

衝立ごしの陛下との対面
お題を出され静児がすらすら答えるのも 事前に
聞いていたのだと静児を疑う。
負けずにと今度は宛寧からお題を出すが答えられぬフリン
答えは「暗君」と同時に「無礼だぞ」怒るフリンに
宛寧は「このお題が分かるものはいない 民の暮らしは安泰で 
   暗君などいないからです 民にとって 陛下は明君で清も繁栄しましょう」
フリンは「よくぞ言った」喜ぶ
清児は皇太后から褒美をもらう だが宛寧にはない
ますます静児を妬ましく思う宛寧 
褒美は冰嬉の履物 それを見た静児は滑れないと言う
滑れないのに贈るはずはない 誤解だったと思う宛寧だが
滑り方を教える代わりに私も連れて行けと言う。

次の日
フリンはそこで静児が呉克善の娘だと知る 同時についてきた宛寧がお題を出した女だと
気がつく 三人が滑っているが フリンと宛寧だけが楽しそうに滑っている様子に
玉児は面白くない 気をきかした侍衛が小枝を宛寧の前に投げた
宛寧は転び氷にひびが入る たすけようとしたフリンと共に氷が割れ
水の中に落ちる。

フリンのために煎じた薬を届けようする静児に宛寧はまたもや
「侍医の薬を服用中だから 飲み合わせが悪くなる」と邪魔をする
「注意してくれてありがとう」静児は素直に礼を言う
煎じた薬を厨房に持って行ってあげると言いながら
 フリンの所へ持って行こうとする宛寧
心の中で「又だますなんて 卑怯だと思わないの? これで最後だから」と
言い聞かせている。
そこへ ボゴルが現れ「女の格好もなかなか美しいな」からかう
「私が妃になれば あなたの義姉になるのよ」強気でかえすが
「私は皇帝であり 兄は皇帝陛下だ 自分で正体を明かしたのも同然だ 宛寧」
「なぜ 私の名を?」
「君は使用人の娘 令嬢扱いする者はいない 后妃選びに潜り込み
 買収してまで 陛下の目にかないたい理由は?」
「訳が分からないわ 陛下に薬を届けるの」
薬をみたボゴルは「上等な薬のにおいがする 君には買えっこない 盗んだな!」
お見通しのボゴルにあせる宛寧
フリンに届けるが 気が咎める宛寧は静児が煎じたと正直に話す。
だがフリンは静児が煎じたと聞いても飲まないが わざわざ宛寧が届けたと聞くと嬉しそうに飲む。

(ドルゴンの教育はどこへやら 勉強もせずに玉児を悩ますバカ殿です)

后妃選びのために秀女の肖像画を用意する玉児
見向きもしないフリン 怒る玉児
フリンの意中の人が宛寧だと知る玉児は
「あの女は身分も卑しく こざかしい 私は反対よ」と吐き捨てるように言う
ならば妃ならフリンも納得するのでは とスマの言葉に
「フリンの性格は先帝とまったく同じね 愛するものしか眼中になく
 他は何も受け付けない 宛寧は静児よりもずっとしたたか 
 後宮に迎えればきっと諍いが起こる」

フリンはドルゴンに想い人がいると 相談する
ドルゴンが吐血する
 驚いたフリンは「戦で無敵な叔父上が病に負けると?」
「私も普通の男だと言うこと 負けることもあろう 人生にはどうにもならぬことがある
 心残りもな 陛下はまだ若いから分からぬ」寂しそうに立ち上がるドルゴン

皇后は皇太后が決めたとしても妃は自分で選びたいとフリンは言う
宛寧がボゴルのほしいと言った秀女だと気がついたフリンは
ボゴルを呼び 賭けをしょうと持ちかける
「勝った方は負けた方から欲しいものをもらう」提案するが
お見通しのボゴルは宛寧の事だと分かった。
何ごともフリンより勝っているボゴルは承知する
格闘技もなんなくボゴルの勝ち 矢も手に負えないフリンは
ドルゴンに「最愛の者を思え 愛する者のためなら負けない」と言われる。

それを見ている玉児は
「陛下は困るとドルゴンに頼る ドルゴンだけが助けられる」
スマは「皇太后や摂取王が長年陛下にお小言を言っても
    陛下は耳を傾けなかったのに今回だけは自ら修練しています 」
「宛寧のためでも修練は良いことね」
「宛寧が皇宮にいるのは陛下や清にとって有益のようですね」スマは言う

再びフリンとボゴルの賭け
矢を射る 2人とも命中 喜ぶフリン なぜ急に腕をあげた と怪しむボゴル
最後の賭け つりさげてある毬を持ち帰った者が勝者
勇んで行く2人 フリンが取った毬 喜び 帰途中
 ボゴルが脚をくじいた 助けてくれと座っている 
案じて駆け寄るフリン そのすきに毬を奪い取るボゴル
「卑怯だ」と起こるフリンに 笑いながら「兵法だ」と
フリンはボゴルの仕業をドルゴンに訴えるが
その審判 ボゴルの勝利だと判定 「何があろうと毬を失えば敗者となる」
悔しがるフリンに
「約束だから秀女の宛寧を私に嫁がせて下さい」と言うが
「考えておく」「負けたらなんでも応じる約束では?」
「分かった」言うしかないフリン
ドルゴンは「たかが秀女だ それ以上にボゴルの性根が見えたのだ 
 負けはしたが価値がある」言うが
「何も分かっていない」おこって駆けだすフリン