チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

わかるの?

2006-10-16 | チョッパー中継


ここのところ更新できてませんねー。

というのも、愛犬ルックの調子がまた悪いから。

妹がマレーシアに出発してすぐ、ルックの左目が開かなくなった。
めやにがひどくて、見るも無残なくらい。
右目もおかしい。
あらぬ方向を向いたりする。
目が見えないのでうまく歩けない。

あまりにも突然の事態だったのであせったけど、
幸運にも土曜日で病院は開いていたし、
相方くんが一緒に病院に運んでくれた。

ルックは頭が悪い。
もんのすごく悪い。
でも、家族にはものすごく忠実。
これは怒るだろう~ということをされても、家族は噛まない。
ですが、家族以外には吠えまくりの凶暴犬と化す。
自称犬好きの人が近寄っていって、何人も血を見ています。

でも、家族は絶対に噛まない。

ガッと思わず歯を剥いても、次の瞬間には、
「あっ、ごめんなさい…」
という顔になってすり寄ってくる。

犬好きの相方くんは、何年もの間、地道にルックと接触を試みてきました。
何度飛び掛られたか…。
諦めかけた最近になって、ルックも弱ってきたのか、相方くんを受け入れはじめました。
なので、病院に行く時も相方くんの隣に寝転び、
相方くんに抱えられて診察台へ。

すっかり仲良し。

相方くんも、時を忘れて(そして私の存在も忘れて)ルックと遊ぶように。

さて、ルックの容態ですが、
目に炎症が起こって、眼球が陥没していってしまったよう。
それに、なんと瞳孔が収縮してしまっているそうだ。

患部が目だけに、先生には反抗しないルックも、大暴れ。
なかなかゆっくり見せてくれない。
先生も大弱り。
もうルックには、麻酔に耐えられる力は全く残っていないのです。

大病をしたらもうどうしようもない。

麻酔を打ったら、もう目覚めない確率の方が高い。

なんとも厳しい現実です。

とりあえず目薬を調合してもらい、月曜日にまた病院へ。

が、目薬をささせてくれない!

顔を傾けて、首と頭を膝と腕で固定して…
でも、目薬がポタリと落ちるまでの間に、ルックは大暴れ。
炎症を起こしているだけに、目薬がしみるんでしょうね。
うまいこと片方させても、

「ハヒーン!!!」 

逃亡。

それからしばらくは追いかけっこになる。
これが大変疲れる。

実はルックは妹が拾ってきた野良犬で、
旅立つ妹は、ルックのことを1番気にかけていた。
悪いことをするとがっつり怒る私、
苦い薬を飲ませる私(薬係は私)、
よりも、いつも優しくかわいがってくれる妹は、
ルックにとってだーいすきな存在だったことだろう。

その妹がいなくなってしまった。

「ルックが危なくなったら、すぐに連絡してね!飛んでくるから!」
そう言って、滞在場所も飛行機1本で来れるマレーシアに決めた。

その妹がいない。

ルックはわかるんだろうか、と思ったりする。
妹が出て行った次の日に、体調を崩した。
ちょっと不思議だった。

幸い、目の陥没は戻ってきて、今から病院です。


P.S.
出発してから、妹からの連絡は1度もありません…。
「まったく!」と怒っていると、
「お姉ちゃんだってどっか行っても全然連絡してこないじゃん」
とおかんに冷めた目をされました。

その通りだわ~。
これからはちゃんと連絡しようっと。

というわけで、便りの無いのは元気な証拠、としておきましょう。