チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

久しぶりに。

2017-09-13 | 616





いつも通らない時間に通らない場所を雨の中車で走っていたら、
せまい道路の端っこにびしょ濡れでボロ雑巾のような塊。

いやいや、あれは毛玉に違いない、
うーんうーん

でもなあ、あの辺りは野良さんたちが多いし、
きっとお母さん猫が運ぶ途中なんだろう

動いてなかった気がするけど…

あああーーーでもなぁ

私今週末キャンセルできない泊まりの予定が入ってて
弱ってる子を連れて帰っても世話できないんだよなぁ

んんんーーー

誰か
誰か引き取り手さえいれば…
病院に連れてって数日お世話すれば山場は越えるはず

むむむうーーー

としばらく考えていたら

なんと!

思い出したのです

次にねこちゃん拾ったら私たちが飼う!!
と言ってくれていた友達夫婦のことを!

よーーーーしこれで何の問題もないぞ
引き返そう!

と急いで戻ると







カラスがミニ毛玉ちゃんのしっぽをくわえて、
連れ去ろうとしている!!!

く、食われるーーーーー

まてまてまてーーーーー

と、なんとかちびちゃんを救出し、
びしょ濡れでガリガリですっかり冷たくなって
私の手の中でぐったりするその子をタオルで拭いて温めて。

すぐに友達夫婦に連絡を取り、
そのまま連れて行き、
弱った子猫の世話の仕方を細かくレクチャーし

夫婦の家の目の前はチョッパーの通う動物病院なので
私が拾ったのを引き取った、って言えば多分分かってくれるから、って
(しょっちゅう拾ってきてたから)
午後の診察始まったらすぐに連れて行ってね、
夜また来るからねって言って

私史上最短の里親引き渡しでした。


ちびちゃんは私が到着した時点でもう名前が決まっていて

病院では「生後およそ3週間」「250g」「栄養失調と脱水症状」
「この数日を乗り切れるかどうか」と言われたらしく。

初心者ではちょっとこの子は難しいよ~
〇〇さん(私)、こういうの得意だもん、しばらく預かってからくれれば良かったのにね~

って先生が言ってたよ、だって。

たしかに…

衰弱しきった子猫のお世話は初めての人にはきつかったかも…

と思いながら夜様子を見に行くと、

先生と私のアドバイスを聞いて、
ありとあらゆる物を用意して手厚く介護されていて。
ちびちゃんはすやすやと寝息を立てていました。

名前はめもちゃん。

性別はまだ不明(笑)

そしてひと晩無事に乗り切り、
自力で歩くようになりました。

ごはんも自分で食べるようになり、
飼い主さんたちはトイレのお世話も頑張っておられます。
(あのちょんちょん、結構難しいんだよね)


久しぶりの猫拾いはバタバタでしたが
緊張感で背筋の伸びる思いでした。

こういうの、忘れちゃいけないな。







めもちゃん

沢山食べて沢山飲んで沢山寝て

沢山走り回れるようになるといいね!







何しろ友達んちだし近所なので

すぐに会いに行けるのが素晴らしい。