最近、気が付けば一回り小さいものに目が留まり、愛着を感じて求めている。老前整理の時期でもあるし、持ち運ぶにも便利だし、そう余力もないし、小さくなってきた今の私にはちょうどいい。
若い頃は、広く大きく贅を尽くした立派なものに憧れていた。大きい家や大きな調度品、広い庭は富の象徴だった。この価値は今も変わらないが、この頃は、小さくて簡素な物がなぜかよく馴染む。身の丈ほど清貧な品々に包まれると、気持ちも落ち着くから不思議だ。
道の駅やJA直売所に立ち寄ると、趣味の良い植木や盆栽がよく販売されている。その中で、自分と相性の良い小さいものを選ぶのが楽しみになってきた。決して豪華でないミニ盆栽でも玄関先に飾ると広い空間を感じることができる。 (^。^)y-.。o○