いよいよ夏本番、蒸し暑い日が続くと食欲も衰えがちだ。体力を保持し熱中症を予防するには食事は重要だ。特に朝食はなおさら手が抜けない。冬場は熱々を勧めるが、夏場はできるだけ冷まして提供したい。それで今朝ふと弁当箱に詰めると良いのではと、ひらめいた。
また、弁当には家族の絆の役割も果たす不思議なコミュニケーション力もある。開くと、すぐに会話が成り立っているほどだ。弁当を食べる人も、作った人も幸せを感じることができる。
久しぶりに弁当箱を取り出すと、気持ちが元気になった。作るのに大変だった毎日が蘇り、その頃が懐かしく思い出された。
弁当作りは、冷めても美味しく作るのが基本。少し濃い目に味付けをして、一品こさえては冷ましていった。
まず、炊きあがったコーンご飯にワカメご飯の素を混ぜて冷ました。その上に豚肉の生姜焼きをのせ、胡麻を一振りし、その横に白菜キムチときゅうりの酢の物を添えてみた。
上の段には、昨夜の残りの茄子の揚げびたしとモロヘイヤの煮びたし、枝豆を入れた。お陰さまで、明日の弁当の足しにとよく取り分けて残したおいた感覚はまだ生きていた。
サバの塩焼き、プリンスメロンとプルーン一粒を入れてでき上がり。ちょっと目先を変えてみただけだが、新鮮な朝食となった。(^.^)