味わい一筆

季節感ある暮らしをいっしょに楽しみましょう

夏休み その後

2015-08-17 14:31:50 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆行事も終わり、そろそろ夏休みも終盤になった。夫はお盆前後の恒例行事、同窓会に忙しい。宮崎での同窓会は昼間にゴルフして、そのまま宴会というパターンが多い。今日もそのパターンで老体に鞭打って出かけた。

 

庭の蝉も数が増え、鳴き声が一段と大きくなり、この過ぎゆく夏を謳歌している。

我が家にも親戚から新米が届き、さっそく肉じゃがと一緒に美味しくいただいた。新米には素朴で簡単なおかずがよく似合う。

 

お盆前から昨日まで、一週間里親になった。久しぶりの小学生相手の生活は子育ての頃の感触が蘇り、夫婦共に気持ちが若返った。

園からは、普通の家庭のことを体験させて下さいということだったので、「家族の絆づくり」を根本に気取らず暮らした。

まずはお墓参り、親戚の花屋でお盆にふさわしい造花をアレンジしてもらい一緒にお墓に供えた。今年は特に猛暑対策にと、どこのお墓も造花が飾ってあった。

初盆は初めての経験らしく、仏壇の飾り付けや提灯に目をパチクリしていた。

 

絵画や習字、作文など夏休みの課題の作品作りを手伝ったり、一緒に料理したり、できる限りのことをした。

 

ひまわり畑に出かけた日の帰り道、パン屋さんに寄り道した。自分で選んだトトロパンを大事に持ち帰り、朝に夕ににっこり眺めては、どこから食べるか悩んでいた姿が最も印象的だった。

 

親と暮らせない不遇な子どもに、温かい愛情を注ぐことができるのは、シニアならではの結実年数の賜物かもしれない。 

人はその時々で家庭を一生懸命守り、日常生活に喜びを感じることがどんなに大切か里親になってあらためてわかった。

石井十次福祉施設に無事に送り届けることができて、今ほっとしている。 (*’▽’)