去年の今ごろ載せた記事です。 このブログの人気記事になっていましたので、再編集しました。
やりくり暮らしまだまだ、続いています。
もっと豊かな老後を夢見ていたが、実際退職してみると、そう甘くないことが分かった。それで、楽しみながら工夫してつつましやかな生活を送っている。
今朝は質素な料理の代名詞ともなっているすいとん汁を、出汁だけでシンプルに作ってみたら、もっちりとして素朴な美味しさだった。
それにお裾分けに頂いた筍と厚揚げの煮物を添えてみた。
そして出汁をとった後の昆布を、大豆と一緒に煮た保存食でやりくり朝食をすませた。この大豆は、夫の友人が家庭菜園で収穫したもので、一晩漬けておき、圧力鍋で茹でると柔らかくなり、いろいろな料理に使えて重宝している。
お茶の道具は高価で、もう手の届く範囲ではない。でも日本文化の美意識だけは、持ち続けたい。お出かけしては、目だけ肥やして目利きになり、帰宅して似た品を家の中から探しては、見立て道具としている。
今日も、陶器とガラス容器に合う塗り蓋だけ求めて、初夏と真夏水指に見立てて準備した。
ちょうど昼時、お客さんがあり、春キャベツいっぱいのお好み焼きでもてなすことに。やりくりお好み焼きも有田焼の大皿にきれいに盛り付けたらご馳走に見え、喜ばれた。
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