トイレにミニ下駄やミニ草履など小さな履物を飾ると、足腰が弱らないとか、足の病気が癒されると昔から言われてきた。
温泉湯治宿のお土産にもらったり、旅行先でのお土産に私もよく買い求めていた。その名残りのものが家のトイレに飾ってある。男性用のトイレには「一歩、前へ」の注意書きと一緒に、きつさをぼかすように、やんわりと置いてある。
今は、超高齢化社会、誰を見舞っても、誰と話しても話題は足腰に始まり足腰に終わっている。
夫はゴルフ場で足腰を鍛えられ、私はフラダンスやお茶で足腰を鍛えているつもりだ。でも最近、夫はカートに頼りっきりで、私も両手で水差しを持ってひょいと立ち上がると、ふらつくようになってきた。
それではいけないと、夕食後に近くの公園まで毎日歩くように心がけている。お陰で足腰は今のところまだまだ大丈夫だとみている。
下駄は左右1対揃って役割を成すことから夫婦円満になる縁起物とも言われている。家はその方の意味合いも兼ねている感じだ。 ( ;∀;)